高校野球
2025/07/13 12:40 NEW

【プレーバック】南北海道大会準々決勝 札幌日大高8-1函館大有斗(7月13日、札幌円山)

3年連続ベスト4進出を決めた札幌日大高ナイン=撮影・十島功

連覇を狙う札幌日大高が快勝

 19安打の猛攻を見せた札幌日大高が、3年連続ベスト4進出を決めた。

 一回から札幌日大高打線が機能した。1番の帯川拳誓主将(3年)が中前打で出塁すると、1死二塁から、この日「3番・中堅」で先発した窪田洋祐投手(3年)の中越え二塁打で先制。1回戦の北海道栄戦では先発マウンドに上がり、七回途中1失点と好投していた窪田が、今度は打で見せた。一回に幸先良く3点を先制すると、四回にも帯川の適時三塁打など4安打を集めて2点を追加するなど、試合を優位に進めた。

 投げても先発の髙坂大輔投手(3年)が走者を許しながらも、打たせて取る投球を見せる。3者凡退のイニングこそ少なかったが、直球と変化球を組み合わせながら、101球で1失点の完投勝利。

 函館大有斗は一回に1点を返したものの、その後はあと1本が出なかった。エースの長谷川結斗投手(3年)も4回10安打5失点(自責4)と試合を作ることができず、3年連続で準々決勝で姿を消すことになった。


■ベスト4に駒を進めた札幌日大高の森本琢朗監督(44)
「点数が取れそうで取れない試合だったので、やっぱり簡単には勝たせてくれないなと思いました。1試合目とは違ってヒットが出たので、気持ちが楽になった子も多かったんじゃないかな」

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