ファイターズ
2023/05/07 20:05

新庄監督 就任初の3カード連続勝ち越し 再び5位に

勝利の一本締め後、拍手をしながら引き上げる新庄監督(左)とコーチ陣(撮影・桜田史宏)

■パ・リーグ9回戦 楽天2-3日本ハム(5月7日、エスコンフィールド北海道)

3失策で主導権を渡すも九回に逆転 GWの最後を劇的サヨナラ勝利で締めくくり

 昨季とは違う。日本ハムは7日、エスコンフィールド北海道で楽天と対戦し、今季2度目のサヨナラ勝ちを飾った。新庄剛志監督(51)が就任して以来、初の3カード連続勝ち越し。手痛い3失策で主導権を奪われても、しぶとく終盤勝負に持ち込み、ゴールデンウイークのラストをドラマチックに締めくくった。

 上川畑と万波のタイムリーエラーで2点を失った。七回には河野の悪送球も出た。2万5000人を超えるファンの大きなため息がもれた。完全にペースは楽天。それでも、戦局を覆そうと食らいつき、最後は上川畑が汚名返上の殊勲打を放った。新庄監督は開口一番に「エラーは、監督とコーチが悪い、です!」と守乱の責任を自らが背負った。

大型連休中のソフトバンク、西武、楽天戦でそれぞれ2勝1敗

 再び、勝率で楽天を上回り、5位に上がった。低空飛行から脱却しつつある。4月28日以降、ソフトバンク、西武、楽天にいずれも2勝1敗。フロックとは言い切れない粘りを発揮している。

主力の故障者が相次ぎ 12球団トップ10盗塁を記録していた五十幡も離脱

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