ファイターズ
2023/04/30 21:25

火消し成功のドラ6ルーキー宮内 プロ初ホールドに「数字が付いたのはうれしい」

五回1死満塁のピンチで登板し、火消しに成功した宮内(撮影・桜田史宏)

■パ・リーグ5回戦 ソフトバンク1-5日本ハム(4月30日、エスコンフィールド北海道)

五回1死満塁 最大のピンチで登板 「いつも通り自分のボールを投げるだけ」

 度胸たっぷりの投球で、最大の難局を乗り越えた。日本ハムの宮内春輝投手(26)が30日、エスコンフィールド北海道で行われたソフトバンク戦に2番手で登板。2点リードの五回1死満塁のピンチで登場し、火消しに成功した。プロ初ホールドを記録し「いつも通り自分のボールを投げるだけでした。数字が付いたのはうれしい。これからも積み重ねていければ」と、ほっと胸をなで下ろした。

 勝ちは付かなくとも、その投球には大きな価値があった。代打・柳町に適時打を許し、一打逆転の状況に陥りながら土俵際で踏みとどまった。1番・佐藤直を二飛に仕留めると、続く三森は一ゴロで料理。ベースカバーに全力で走っていた右腕は、谷内とタッチを交わすとゆっくりベンチへ帰還した。

13球中12球 アマ時代に磨いた直球主体で最少失点

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