《SHINJOの信条》野球選手は技術というより、気持ちが８０％以上

■パ・リーグ４回戦　ソフトバンク１ー３日本ハム（４月２９日、エスコンフィールド北海道）

ー１番の野村が１本塁打を含む２安打。きのうはタイミングの取り方が合っていないと
「それは八木コーチが指示してくれたと思う。野球選手は技術というより、気持ちが80％以上だと思うんですよね、俺。みんなうまいんで。だからあの（二回の）ライト前がなかったら（四回の）ライトスタンドも間違いなく、なかったと思うんすよね。吹っ切れるというか。で、ボールがよく見えてしっかりポイントまで持って来られるという。スランプの選手に関しては技術的なことは言わないし、俺。グチャッていうスイングでもいいから『Ｈ』を取りにいかせる。松本くんにも前に『とにかく内野安打とカッコ悪いヒットを打ちにいきなさい』と言ったら、ちょうどピッチャー返しでグラブをはじいて。その後もう1本打たせたくてセーフティーしたんですよね。そっからでしょ。気がついたら打率も上がってきて。上川畑くんに対しては、なんか外せないでしょ。ね！　打率はむちゃくちゃ悪いけど、ああいう（チャンスの）ところで打つ子なんですよ。あの1本でいいんですもんね。守備はしっかりしてるので。外せない選手」

―六回、上川畑に走塁ミスがあった
「いやいや、あれ、難しいですよ。三森くんがうまい判断でね。でも森本コーチも三森くんが捕った時点で、五十幡くんがバッターで、ファーストにはないというところで、早めに止めておくということもしていかないと。森本コーチも１年目なので。そのへんは失敗して学んでもらって。次に失敗したらもう…怒る」

―野村のホームランで驚いていたか