ファイターズ
2023/04/29 20:40

野村 1番で不振脱出 4号ソロで勝利に貢献

四回2死、本塁打を放ちベンチでハイタッチする野村(撮影・村本典之)

■パ・リーグ4回戦 ソフトバンク1ー3日本ハム(4月29日、エスコンフィールド北海道)

今季初の1番で2安打1打点 試合前まで15打席ノーヒットのトンネル脱出

 一発回答だ。休養日を除き、開幕からスタメン4番が指定席だった日本ハムの野村佑希内野手(22)が29日、エスコンフィールド北海道で行われたソフトバンク戦で今季初めて1番に入り、奮起した。四回に12試合ぶりとなる第4号ソロ弾を放つなど、2安打1打点。不振に陥り〝4番剝奪〟の荒療治に燃えた男が、復活ののろしを上げた。

 試合前時点の打率は・214で、15打席ヒットが出ていなかった。1番起用を伝えられると「ドシッと4番に据えられないのは、だいぶ迷惑をかけているから」とあらためて自覚した。二回に合わせたようなスイングで右前に運び、トンネルを脱出すると、四回には、2死から東浜の直球を強振。豪快に右翼席へ突き刺した。顔つきはクールなままだったが、三塁ベースを回って右拳をグッと握った。

新庄流の勘ピューター炸裂 ソフトバンク近藤の助言も効いた

あわせて読みたい