ファイターズ
2023/04/29 20:30

上沢 盟友・近藤斬りで3勝目 家族に捧げたエスコン初勝利

七回2死一、二塁で三森を空振り三振に抑え、吠える上沢(撮影・村本典之)

■パ・リーグ4回戦 ソフトバンク1ー3日本ハム(4月29日、エスコンフィールド北海道)

7回10Kの1失点と好投 元チームメートの近藤を3打数ノーヒット2K

 日本ハムの上沢直之投手(29)が29日、ソフトバンク戦(エスコンフィールド北海道)に先発し、7回1失点、10奪三振と好投。昨季までチームメートだった近藤健介外野手(29)を3打数無安打2三振と封じ、新本拠地で待望の今季初白星を挙げた。

 18・44メートル先に立つ盟友と駆け引きを楽しんだ。「なんか変な感じしましたけど、すごくワクワクしました」。ドラフト同期入団で今季も遠征先で食事に行くなど仲の良い2人だが、「試合になったら一人のバッター」と勝負に徹した。

タカ打線のキーマンを完封 「嫌いなボールもなんとなく分かっている」

 一回の第1打席はチェンジアップで一ゴロに仕留め、三回は首を振って、カットボールで空振り三振。2点差に詰め寄られた直後の六回はフォークボールを振らせて、2打席連続三振に斬った。「頭にない球を投げながら、選びながらという感じです。嫌いなボールもなんとなく分かっている。付き合いも長いので」とニンマリ。相手打線のキーマンに仕事をさせなかった。

今季エスコン3戦目で初白星 愛する家族に勇姿を披露

あわせて読みたい