ファイターズ
侍ジャパン伊藤 準々決勝イタリア戦に意気込み 「一発には気をつける」

米国行き懸かる準々決勝はブルペン待機 「大胆さは失わないように」
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場している日本代表の日本ハム・伊藤大海投手(25)が15日、東京ドームで行われた練習に参加。16日の準々決勝で激突するイタリア打線を「思ったよりも、大きく振るというよりはシャープなスイングという印象」と警戒した。
米国行きをかけた、負けたら終わりの大一番。先発は日本ハムOBで米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(28)が務める。救援待機する見込みの伊藤は「任されてもショートイニングだと思うので、いいボールを優先的に使っていくのはもちろんですが、一発とかには気をつけないといけない」と表情を引き締めた。
「もう負けられないので。そこ(本塁打)だけはケアしながら、自分の良さ、大胆さは失わないようにやっていきたいと思います」。強い決意を胸に、道産子右腕はブルペンで出番を待つ。