ファイターズ
2023/01/22 22:00

吉田 愛車トラブルなんの!ブルペンでエンジン全開50球「どんどん上げている」

室内練習場のブルペンに向かう吉田輝星

高級外車のバッテリーが上がりロードサービス手配

 愛車に乗れなくても、輝星の〝エンジン〟は全開だ! 日本ハムの吉田輝星投手(22)が22日、千葉・鎌ケ谷の球団施設で、昨年購入した高級外車のバッテリーが上がるトラブルに見舞われた。急きょ自身でロードサービスを手配し、一時エンジンは復旧。しかし、故障部分は交換が必要な状態だった。それでも、野球での充実ぶりが降りかかった災いを吹き飛ばす。ブルペンでは楽天・則本流フォームで力強い直球を連投し、順調な仕上がりを見せつけた。

 痛恨の〝エラー〟に、思わず苦笑いだ。電子キーのボタンを何度押しても、車の鍵が開かない。昨年12月に自主トレ先の鹿児島へ向かってから約1カ月エンジンをかけておらず、バッテリーが上がっていた。「最後、もしかしたらライトをつけたままだったかも」と原因の心当たりを思い浮かべ、「こんなことありますか?」と嘆いた。

今季は12月中に体を仕上げ、1月は技術練習 現在は「ほぼ毎日、ブルペンに入っています」

 愛車は動かなくなったが、先発ローテ入りを目指す右腕のエンジンはうなりっぱなしだ。1軍スタートが決まった2月1日からの春季キャンプへ向け、例年以上にハイペースで調整を進めている。「今年は日程を見たら実戦が早いし多い。去年までは1月も(体力強化の)トレーニングっていう頭があったんですけど、しっかり12月のうちに体を仕上げて、1月はできるだけ技術練習に時間を割いた。ここ1週間で、どんどん(ペースを)上げている。ほぼ毎日、ブルペンに入っています」とアクセルを噴かせまくっている。

捕手を座らせ、直球にスライダー、カーブ、フォーク

 この日もブルペンで捕手を座らせ、直球にスライダー、カーブ、フォークを織り交ぜて50球を熱投。20日までの合同自主トレで楽天・則本から教わったフォームを復習しながら、試合さながらに腕を振った。「気持ちはモノマネをしている気分。教えてもらったことを無意識にできるようになってきたら、実戦にも集中できる。何がダメで、何が良いかは投げていてちょっと分かるようになったので、その感覚を大事にしながらやりたい」と、則本流の完全習得に意欲的だ。

スラムダンクに感動 おみくじも吉兆 「野球さえ大吉であればオッケー」

 心のガソリンも満タンだ。年末年始で秋田に帰省した際に、映画「THE FIRST SLAM DUNK」を鑑賞。「感動しました。頑張ろうって思いました」とモチベーションを高めてきた。さらに、正月にはおみくじで大吉をゲット。「普通に一番上にあるやつを取ろうとしたんですけど、いや何か違うと思って、ガチャガチャやって引いたら(大吉だった)。しかもその番号が(背番号と同じ)18だった。財布に入っています」と吉兆を喜んだ。

 プロ5年目を迎え、今年に勝負を懸ける吉田にとって、野球以外のミスなら「へっちゃら」だ。思わぬカートラブルはあったが「こういうのは全然大丈夫。野球さえ大吉であればオッケーです」と余裕の笑みを浮かべた。ここまで充実のオフを過ごしてきた22歳。キャンプからシーズン終了までのロードを、エンジンを止めることなく走り続ける。

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