ファイターズ
伊藤大海が代名詞の「追いロジン」を封印?!

WBC球に手応え 「ロジンを使わない方が投げやすい」
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表に内定している伊藤大海投手(25)が、代名詞の「追いロジン」を封印するかもしれない!? 今オフはWBC公式球で練習を続けており「今のボールはロジンを使わない方が投げやすいことに最近、気が付きました」。冬で空気が乾燥していることもあり「手も汗をかいてないのでボールが滑らない。今はそれがしっくりきている」と明かした。
昨秋の強化試合ではNPB球より滑りやすいとされるWBC球の扱いに苦戦したが「つかんだというか、このボールが嫌というのはなくなりました。長いこと使っているので、ある程度自分の思い通りに投げることができている」と手応え。自主トレではブルペンには入らず、キャッチボール、遠投をメインに練習をしているという。
さらなる雲隠れも予告 独自調整を貫く
2月1日の春季キャンプインまでは「雲隠れ第2弾」を予告。「キャンプ前に一回(ブルペンに)入りたいと思うんですけど、傾斜を使って力んじゃうよりも、自分の形をキャッチボール、遠投で確立させたい」と自己流で調整を進めていく。