ファイターズ
2022/11/05 23:15

斎藤が衝撃の159キロ! 新庄監督も絶賛「164キロいけそう」 侍ジャパン強化試合

近本と近藤を力でねじ伏せた斎藤。アピールに大成功だ

■日本代表強化試合 日本ハム4ー5日本(5日、東京ドーム)

近本&近藤封じ「すごい楽しかった」

 10月に阪神からトレードで加入したばかりの斎藤友貴哉投手(27)が侍ジャパン相手に剛速球を連発した。五回から3番手で登板し、打者2人を5球でピシャリ。直球全4球の平均は驚異の158キロだ。

 まずは近本(阪神)を151キロのスプリットで二ゴロに仕留めると、近藤(日本ハム)にはこの日最速の159キロをズドン。三ゴロに打ち取り「シーズン最終登板ですけど、きょうがピークくらいの感じだった。近藤さんも、近本も縁のある2人。すごい楽しかった」と笑顔がはじけた。

 入団会見では新庄監督から「ノミの心臓らしい」と暴露されたが、この日は「(監督から)『さあ、行ってこい』と(背中を)押されたので、楽しんで投げられました」。4万人を超える観衆の前で堂々たる姿を披露した。降板時には指揮官にベンチ前で出迎えられ、ハイタッチ。「ナイスピッチと言われて握手してもらった」と喜んだ。

 新庄監督は試合後、右腕の快投を絶賛。「キャンプに行って鍛え直したら、164キロいけそうな雰囲気」とさらなる成長に期待した。来季の守護神を狙う新戦力が大化けの予感を漂わせた。

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