ファイターズ
2022/10/05 06:00

《2022新庄式を解く②》北山で始まり北山で終わった投手陣

今シーズン開幕戦で開幕投手を務めたルーキー・北山(左)。新庄監督はその後も様々な場面で北山を試した

開幕投手から最終戦抑えまで

 新庄監督の就任1年目は北山で始まり、北山で終わった。昨季までリリーフ陣を支えてきた宮西、堀が本調子でない中、チーム最多の55試合に登板したのもドラフト8位ルーキーだった。開幕投手を務め、プロ1年目を1軍で完走。シーズン序盤には抑えのポジションも担い、3勝5敗、16ホールド、9セーブ、防御率3.51の成績を残した。

 指揮官は後半戦からコーチ陣に原則一任していた継投を自ら決め、リリーフ投手の適性を見極めてきた。ルーキー右腕も勝ち試合からビハインドまでさまざまな場面で登板。大変だったシーズンだが、北山は「僕ほどいろんなポジションで投げた選手はいないと思う。なかなか経験できないことをさせてもらって、恵まれていた」と感謝の言葉を口にする。

BIGBOSSに感謝「1年間継続して頑張ったおかげ」

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