■日本ハム４ー２西武（２日、ベルーナドーム）

５回２失点の力投で８月７日以来の白星

　シーズン最終戦で、目標に掲げていた３勝をクリアした。先発の根本悠楓投手（１９）が５回８１球を投げて４安打２失点と力投。８月７日のオリックス戦以来となる白星を挙げ、３勝目をゲットした。「最後、勝ちたかった。ずっと勝てなかったので最後に勝てて良かったです」と、はにかんだ。

　四回に中村の２ランで先制点を献上。逆転してもらった直後の五回はピンチを招いたが、中堅・五十幡の好守備に助けられるなど無失点で踏ん張った。

　最後の最後に自分で課したミッションを達成した。それでもご褒美は「まだ３勝しかしていないので。来年以降２桁勝った時に何かあればいいかな」とお預け。さらなる飛躍が期待される来季に向けて「今年の３勝よりは目標を高く持ちたいですけど…。これからの成長次第です」と謙虚に語った。