【会見全文&一問一答】森本2軍監督 就任会見 新庄監督が見せた親心「1軍の監督になるための勉強をしてほしい」
新庄監督が森本コーチを指揮官に推す理由とは…
日本ハムは7日、エスコンフィールド北海道で森本稀哲外野守備走塁コーチ(45)の2軍監督就任会見を行った。新庄剛志監督(54)も同席する中、軽妙な掛け合いを披露しつつ、心機一転の決意を表明した。会見の全文と囲み取材の一問一答は以下の通り。
【会見】
―冒頭あいさつ
森本2軍監督(以下森本)「来年からファーム監督をやらせていただくことになりました。よろしくお願いします」
―〝森本監督〟として指導している今の率直な気持ちは
森本「監督という感じです。俺?みたいな。秋のキャンプに行ってきたんですけど、最初は名護のキャンプの第1クール。監督室に連れて行かれて座っていたんですけど、その時、あ、監督だなと。監督室ってめちゃくちゃ寂しくないですか?」
新庄監督(以下新庄)「寂しいよ、孤独よ」
森本「すごくコーチ室に行きたいなと思ったりして、何回ものぞきに行っちゃったんですけど、みんながあまり声をかけてくれないし、1人でずっといるので結構、孤独な感じだなというのは感じました」

―監督就任の経緯は。どのタイミングでどういう形で話があったのか
森本「これはどこまで言っていいのか…」
新庄「全部言え」
森本「ダメですよ、稲葉さんのこともありますし」
新庄「本当は来年、一緒にやりたかった。サードコーチャーとして成長してきているし、稀哲のおかげで何試合も勝った試合があるし。現役時代からそうなんですけど、稀哲をどうやったら成長させられるか、ということを考えながら。現役時代も監督室に行って、稀哲を使ってくださいと僕が言わせてもらって。そこから自分で結果を出してつかんで。コーチとして呼んで、さあ、これから成長させるためには、寂しいけど、来年も一緒にやりたいけど、ものすごく戦力で優勝を目指すためには稀哲が必要なんですけど、稀哲の将来のことを考えたら稀哲は監督になれる素質がものすごくあると僕が判断したので。かわいい子どもを旅に送り出すような気持ちでファーム監督にしました」
―ファームの監督を打診された時の率直な気持ちは
森本「最初にボスから、やるということではなく、どう考えてるかと言われた時に、僕も4年間一緒に1軍で戦ってきて、サードコーチャーとしても1軍のコーチとしても勉強しながら、すごい成長させてもらいました。時には厳しいことも言われながらですけれど。だからこそ、すごくやりがいも感じていましたし、サードコーチャーをやりたいというコーチ、たぶん業界の中ではあまりいないと思うんですよ。プレッシャーがかかりますし。でもボスがこうやってだんだんおまえも良くなってきている、と言ってくれることがすごく支えにもなったし、厳しいこともすごく成長につながりました。なおさら優勝を一緒にしたいという思いがあったので、正直あまり向いていないと思いますと言いましたし。ファーム監督ってすごく重要なポストなので、そういった意味でも僕にはまだまだ務まらないなというのは最初に正直に伝えさせてもらいました」
新庄「できます。一番のポイントは、1軍の試合を毎日チェックすると思うんですけど、この選手、調子が悪くなってきたな、ボスならこの選手を呼びそうだな、という時に前もって準備させる、というところですね」

―2軍監督はどんな存在であるべきか
森本「1軍の監督がこうしてほしいという雰囲気を感じて、選手を育てる、準備をさせるということがまず一つ。ボスがなかなか目が届かないところで、しっかりとチームの土台づくりをしなければいけないというイメージです。キャンプに行って1週間ぐらいでこっちに戻ってきましたけど、イメージとしてはその2つですね」
―強いチームのファームとはどういうものか
森本「ボスからすると戦える選手を育ててほしい、ということがまず一番だと思うんですけど、数年後にスターとなる選手をいかに育てられるか。ドラフトですごく能力の高い選手を取りましたと。もうどうぞ使えますと言って使える戦力なのが一番理想というか、育成とすればやることがないんですけど。そうではなく、今のファイターズのスカウト陣の目に留まり、非常に能力が高い、ただ、まだまだ現時点では戦えない選手がたくさん入ってきている。この選手たちが4年後、5年後、早ければ3年後とかに、今年で言ったらホークスにあれだけ差をつけられましたので、そのホークスの戦力と十分に戦えるという選手をつくり上げるというところが一番重要かなと思います」
―新庄監督へ。新ファーム監督に一番期待するところ、どういうファームにしてほしいか
新庄「将来、1軍の監督になるための勉強をしてほしい。それが一番です。そのために2軍の監督をさせたので。その素質は十分あるので。あとはボス、今この選手を使ったら1軍で活躍しますよというところはこの仲なので、はっきり言える人間だから。そういうのも待ちながら。たぶん間違いばっかりだと思いますけど、期待しています」
―ファームから引き上げたい選手も出てくると思うが
新庄「もちろん。稀哲、良くなったね、この選手を使いたいね、という選手を増やしてほしいです。基本は守備から。特に外野守備というのは稀哲は教えるのがうまいので。そのへんはしっかり僕も監督室から見て。稀哲ね、外にご飯を食べに行くのが大好きなんですよ。だからご飯を食べながら、1軍の試合を(見るために)iPadを2台ぐらい持って行動してもらいたいです。それぐらい集中して野球をやってもらいたいです」

―鎌ケ谷へ行くことになる。北海道のファイターズファンの皆さんにあいさつを
森本「ボスの言っている通り、僕はちょろちょろするタイプなんですけど、もう来年からは非常に規則正しい生活が始まりますので。夜、1軍の試合を見て寝るでしょう、きっと。イメージ的には。だから朝はもう早く行ってファームの選手たちと一緒に汗を流し、夜は1軍の試合を見てという生活が続くと思うので。でもあまり連敗すると、ちょっと監督交代とかも考えているので(笑)。数年、ボスが言うことは絶対ですけど、あまりね…みんなやっていますけど、ボスだって連敗したら交代する。それぐらいのプレッシャーをかけないといけないと思っているので。それぐらい言いたいことも言いながら。ただ、日焼けがやばいですから。今回もキャンプに行きましたけど、差し入れはもう絶対に日焼け止めで。お願いします。ダンボールで。みんなボスから来たよ、日焼け止めと。皆さんもぜひ、鎌ケ谷に日焼け止めを送ってもらいたいのと、あとは若い選手たちがたくさんいるので、北海道の皆さん、ちょっと遠いと思いますけれども、何年後かにはエスコンで輝く選手たちの今の土台づくりのところをぜひ見に来てもらいたいです。僕のことですから監督といっても監督っぽくはできないので、楽しく選手たちが伸び伸びできるように鎌ケ谷も盛り上げていきたいと思いますので、ぜひ見に来てください。よろしくお願いします」
新庄「練習のスケジュールをコーチに任せずに、1軍でこれが必要という練習メニューを稀哲にちょっと考えてもらいたいな、というところはお願いですね。もう全て分かっていると思うので。お願いします」
―発信力という面で森本監督に期待していることはあるか
新庄「それは僕がします。発信力は僕の方があるので(笑)。おとなしく若い子たちを成長させてくれたらいい。(SNSは)しなくていい。SNSのストーリーでも、なんでこんなの出すねん。ということばかり出している。面白くないです。封印で。でも、今この選手がいいよ、というところはインスタとかでも出してほしいかな。俺みたいにね」
―新庄監督は森本コーチに監督の素質があると
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