ファイターズ
育成1位・福島が2軍で初先発 2回4四球に反省

■イースタン 日本ハム1-2ロッテ(1日、鎌ケ谷)
日本ハムの育成1位ルーキー・福島蓮投手(19)が1日、2軍ロッテ戦(鎌ケ谷)でプロ初先発した。2回を投げ、1安打1失点。4四球と制球に苦しみながらも、ルーキーイヤーの最後に貴重な経験を積んだ。試合は1―2で敗れた。
190センチの長身を誇る高卒新人の福島が、今季イースタン・リーグ最後の登板で初先発した。「緊張はしなかったですけど、調子が悪かった」と2回で4四球。粘りを見せ、最少失点で投げきったが、「1点で抑えられたのは良かったですけど、四球は減らしていかないといけない」と反省が口をついた。
長期離脱なくプロ1年目完走
それでも、プロ1年目のシーズンを長期離脱なく完走した。2軍で14試合に登板し、1勝0敗、防御率5.06。「まずはけがをしないで、1年投げられたのが一番大きい」と笑顔を見せた。
目標の体づくりも順調に進み、体重は高校時代から8キロ増の73キロ。来季もメインは体力強化だが「今年以上の成績を残したい」と結果にもこだわるつもりだ。支配下昇格、そして1軍の主力へ、コツコツと前進を続けていく。