ファイターズ
2022/09/11 19:14

「何もないでしょ」新庄監督18度目0封負けに苦笑い 試合後TV生放送出演へ

試合終了後、ベンチを後にする新庄監督(中央)

■日本ハム0-3西武(11日、ベルーナドーム)

サブマリン与座にお手上げ「なかなか目慣れしていない」

 好機をつくりながら決定打を欠き、今季18度目の0封負けを喫した。新庄剛志監督(50)は報道陣の前に姿を現すと、開口一番「何もないでしょ」と苦笑いだった。

 昨年8月に西武からトレード加入した木村を古巣相手に4番で起用。早速、一回1死一、三塁の場面で打席が回ってきたが、空振り三振に倒れた。一走の近藤が走って2死二、三塁となり、5番の古川裕は遊飛。先制のチャンスをモノにできず、無得点に終わった。

 「きょうは木村君に期待していたんですけど、アピールがなかったから。彼には期待している。(相手先発が)下手投げピッチャー(与座)。なかなか目慣れしていない。ま、次に期待」とビッグボス。さらに3点を追う六回は制球が安定しない2番手の佐々木を攻めて、1死一、二塁と絶好機をつくったが、頼みの谷内が遊ゴロ併殺に倒れた。

異例のテレビ出演「単独最下位だから出したいんでしょ」

 上位の西武相手にカード勝ち越しとはならなかったが、試合後には「東京、行きます。見ておいて下さい。生放送」と宣言。前日10日の番組中にオファーを受けた、フジテレビで2夜連続放送される「FNSラフ&ミュージック2022~歌と笑いの祭典~」に出演することを明かした。

 「何で出たいかというと、プロ野球を見て面白いじゃないですか。パ・リーグもセ・リーグもクライマックスシリーズも。プロ野球が面白いから、そのキーポイントになるのは俺たちファイターズ。どういう戦いをして、面白いペナントレースにできるかを、みんなに伝えたい」と意図を説明。「しかし、俺にオファーを出すって。単独最下位だから出したいんでしょ。その期待にも応えたい」と続けた。異例ともいえるシーズン中の生放送出演は、プロ野球を盛り上げるためだ。

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい