プロゴルフ
2022/08/25 23:25

小祝 地元ツアー初優勝へ3打差3位タイ好発進「先週よりショットは良くなっている」

首位と3打差の3位タイで好スタートを切った小祝(撮影・桶谷駿矢)

■女子ゴルフ・ニトリレディス第1日(25日、小樽CC、6655ヤード=パー72)

 北広島市出身の小祝さくら(24、ニトリ)が、6バーディー、2ボギーの68。首位と3打差の3位タイで好発進した。2週前のNEC軽井沢で今季4度目の予選落ちをするなど直近2大会は振るわなかったが、地元ツアー初優勝へ復調気配を漂わせた。ツアー初出場の千歳市出身のルーキー・宮沢美咲(19、フリー)は94位タイ。26日は予選最終日が行われ、上位60位タイまでが27日の決勝ラウンドへ進出する。

前後半にバウンスバック「すごく良かった」

 小祝は前後半に一つずつボギーを叩いたが、直後にバーディーでスコアを戻す〝バウンスバック〟。同じ組で周り、65で首位に立った黄金世代の同期・原英莉花(23)に負けじと食らいついた。

 「しっかりとボギーの分を取り返してやろうという感じで、バーディーも取れたので、その辺はすごく良かった」と、自身も納得の滑り出しだ。

 2週前、長野で行われたツアーで予選落ち。すると翌14日には、ホームの札幌リージェントGC練習場でスイングの軌道修正に励んだ。翌週のCATレディスは初日に69をマークして12位で発進。最終的に49位タイに終わったが「先週よりもショットは良くなっている」とショットメーカー復活の兆しを感じさせた。

2017年から出場〝6度目の正直〟だ!

 1ラウンド6バーディーは、3位に入った1カ月前の楽天スーパーレディースの1日目以来。「前半は特にピンポジションを(左右に)振っているなと感じた。その中でもいいプレーができた。あしたもしっかりと頑張っていい位置でプレーできたら」。2017年の初出場以来〝6度目の正直〟での地元ツアー初V達成へ、優勝戦線から脱落するわけにはいかない。

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