アマ野球
2022/08/06 23:00

リトルシニア日本選手権 札幌新琴似13年ぶり4強入り 鈴木賢が決勝弾

準々決勝で勝ち越しの決勝ソロ弾を放った札幌新琴似の鈴木賢捕手(提供写真)

■リトルシニア日本選手権 第5日(6日、神宮球場ほか)

▽準々決勝 札幌新琴似4ー3東北楽天(東北)

チーム創立40周年 節目の年に初の頂点狙う

 準々決勝が行われ、札幌新琴似が4―3で東北楽天(東北)を下し、13年ぶりに4強進出。札幌大谷は五條(関西)に4―5で敗れた。

 札幌新琴似は一回に3得点と序盤から試合を優位に進めたが、その後は四回まで無安打と打線が沈黙していた。四、五回には失策も絡んで同点に追いつかれた。

 すると六回、6番・鈴木賢有捕手(3年)が「なんとか出塁する」と先頭の打席に入った。カウント2―2から6球目に内角高めに抜け気味で入ってきたスライダーを振り抜くと、打球は左翼手の頭を越え、決勝のソロ本塁打となった。「打った時はうれしかったけど、試合がまだ続いているので、しっかり守るよう気を引き締めた」。自身公式戦初の一撃にも浮かれた様子はなかった。

 今年でチーム40周年を迎えた。節目の年でいよいよ見えてきた初の頂点まで、あと2勝。準決勝でぶつかる相手は、札幌大谷を下した五條だ。

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