ファイターズ
上沢遠い1勝…「とても悔しい」今季ワースト3回7失点KO
■日本ハム3-9ソフトバンク(23日、札幌ドーム)
チームは先制も直後に3ラン被弾
待望の1勝が遠い。登板間隔中5日で先発したエースの上沢直之投手(28)が、2発を浴びて今季ワーストとなる3回7失点でKO。「チームが良い流れで来ていたにもかかわらず、僕の投球でその流れを壊してしまい、とても悔しい気持ちです」と唇をかんだ。
ロッテ・佐々木朗と投げ合って7回無失点と好投した17日の前回登板とは、まるで別人のようだった。1点を先制してもらった直後の二回、先頭・上林への四球をきっかけに崩れた。今宮の右前適時打で同点に追いつかれ、三森の右翼ポール際への3ランで一挙4点を失った。
さらに三回、上林に右越え3ランを献上。武田投手コーチは「打者と対戦しているより、自分と戦っている時間が長かった。腕は振れているけれど、自信なさげに見えました」と評した。
ビッグボス「落ち込むのは30分」次戦で挽回促す
試合後、新庄ビッグボスは球団を通して「上沢くんに、落ち込むのは30分と伝えました」とコメント。武田投手コーチは「次も同じような(中5日の)間隔でいきたい」と明言した。次回登板ではエースとして、あるべき姿を示す。