冬季スポーツ
2022/02/15 14:26

日の丸飛行隊 メダル逃し5位

2回目の飛躍を終えた小林陵(左から2人目)ら日本メンバー。メダル獲得は果たせなかった(共同)

■ジャンプ 男子団体ラージヒル

 ジャンプの男子団体で日本は、佐藤幸椰(26、雪印メグミルク)中村直幹(25、フライングラボラトリー)小林潤志郎(30、雪印メグミルク)小林陵侑(25、土屋ホーム)の4人で出場し、5位だった。

 前回の平昌大会から3人が入れ替わり、表彰台を狙った。4人目の小林陵が1回目2位、2回目1位の高得点をマークするも、選手層の違いが欧州勢との得点差につながった。

 3位のドイツと40.1点、金メダルのオーストリアには59.9点差をつけられた。トップバッターを務めた佐藤は「全く何もできなかった。陵侑をメダル争いに参加させることができなかった。重く受け止めなければならない」と危機感をあらわにした。

 試合後、それぞれが次回大会への思いを口にした。初の五輪を経験した中村は「絶対、4年後にリベンジしてやるぞと思った。そういう気持ちでいっぱい」。エースに頼ってばかりはいられない。底上げを図り、イタリアで雪辱を果たす。

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