日本製鉄室蘭シャークスの147キロ道産子左腕・石澤大和がプロ相手に3回ノーノー圧巻投球
■北海道プロ・アマ交流戦(8月14日、エスコンフィールド北海道)
▽北海道社会人・大学選抜3-1日本ハム2軍
2番手で登板して勝利投手に
「北海道大学創基150周年記念事業」と銘打って開催。北海道社会人・大学選抜が3-1で2019年以来の勝利を収めた。日本製鉄室蘭シャークスの147キロ道産子左腕・石澤大和(24)が0-1の三回から2番手で登板し、3回無安打無失点。チームも逆転し、勝利投手に輝いた。ドラフト解禁の昨秋は指名漏れしたが、この秋のドラフト戦線に向けて大きなアピールに成功した。
今年にかける思い
3度目の正直だ。東農大北海道4年時にプロ志望届を提出も指名漏れ。社会人2年目の昨年も調査書は届かなかった。「プロに行きたいという気持ちは入団当初から変わらないですし、今年すごく結果として数字も上がってきて、今年にかける思いは強い。3年目、4年目になってくると(プロへ)行くのも厳しくなってくるので、今年なんとか目に留まるようなことがあれば」。ラストチャンスのつもりで、左腕を振るう。

三回先頭から2者連続三振
自らが目指すプロの舞台で切磋琢磨している日本ハム2軍を相手に、網走育ちの24歳は圧巻の投球で7年ぶりの勝利を引き寄せた。「去年よりは緊張しないで(試合に)入れました」と2度目のエスコンのマウンドに上がると、都市対抗予選から取り入れた新球・スプリットで先頭から2者連続三振。自己最速タイの147キロもマークした。許した走者は五回2死からの2連続四球のみ。それでも「3イニングの最後のツーアウトまではできていたのですが、そこから連続フォアボールを出してしまったので、もったいないピッチングだった」と悔やんだ。
ストライク先行で投げられた

1年間の成長ぶりを渾身の投球に込めた。「ストライク先行で投げられることがまず良かったのと、あとはベース板での球の強さを今年は意識していて、ボールの高さもある程度、低めに決まってきていたので、それが良かったかな。球速もそうなのですが、やはり真っすぐが低めに集まってきている分、変化球での空振りが取れたり、三振もちょっと企業相手にも増えてきた」。この日もプロ相手に1本の安打も許さず「今後の良い糧にしたい」と自信を深めた。
