新庄剛志監督が描くリアルワールドチャンピオンシップ構想「ハワイあたりに球場を造って…」
ドリームプラン!
日本ハムの新庄剛志監督(54)が秋季キャンプ中のエスコンフィールド北海道で取材対応し、日米プロ球界を舞台にしたドリームプランを披露した。
季節は秋から冬に移り変わっている。シーズンは幕を閉じたが、新庄監督の頭の中に、野球界を盛り上げるための新たな発想が生まれていた。報道陣と談笑する中で「いつからあるんですかね、(今年のメジャー・ワールドシリーズを制した)ブルワーズとソフトバンクのリアルワールドシリーズ、チャンピオンシップ。ないの?」と冗談めかして切り出した。
すごい賞金を懸けて
現役時代にメジャーでもプレーし、日米の野球事情を知っている。また、監督として5年、日本ハムを率いてきた。常識にとらわれないアイデアマンは、ファンの関心を代弁するように「5、6年後にすごい賞金を懸けた(大会を開催してもらいたい)。勝ったチームに10億円、20億円くらいの賞金が出るリアルチャンピオンシップ。時差の問題があるからやる場所は真ん中。ハワイあたりに球場を造っておいて、やるみたいな。最高やね、そうなったら」と声を弾ませた。
現役時代も今も多くの人を喜ばせることにこだわってきた。仮に日米チャンピオン対決が実現し、本気の勝負を繰り広げたらどうなるのかー。今年のソフトバンクとブルワーズが対戦した場合の予想を問われると「(勝利は)ソフトバンク。あのクイックのなさは走れるでしょう、ソフトバンクの選手なら。進塁打して、小技も。今年、見ていたように取らないといけないところは取るという野球。4勝2敗くらいでソフトバンクが15億円ゲット(笑)」と、楽しそうに想像を巡らせた。
賞金を分配したら裏方さんが喜ぶよね
今は現実味がなくても、こうした構想が各球団、野球界全体の発展につながる可能性がある。「(賞金を分配したら)裏方さんは喜ぶよね。1人例えば500万円くらい。バッティングピッチャーの方とかトレーナー、マネジャーとか。それは選手たちも燃えるよ。裏方さんのためにみんな一丸となって取りにいこうやとね。リングとかいらないから、現金(笑)。逆に選手たちはそこまで勝ち進めば年俸が上がるから、賞金は少なくていい。一つになれる。頼むよと願うよね。それは楽しい。賞金を出すのはどこか分からんけど(笑)。例えば日本の12球団、向こうの30球団が資金をプールして、リアルワールドチャンピオンシップのためにためた15億円か20億円とかね。総取りにして。面白いと思うけどな」。不可能を可能にしてきた指揮官の言葉には、未来への希望が詰まっていた。