ファイターズ
《ハム番24時》数字には残りにくい貴重な役割 8月20日
流れを引き寄せるためには、さまざまな工夫が必要なようだ。18日のソフトバンク戦(エスコン)で四回から登板した上原。結果は2回1失点だったが、試合後、新庄監督は「打たれましたけど、テンポが良かったし、いいボールを放っていた」と褒めていた。
先発の伊藤が3回5失点(自責点4)とKOされた後の難しい登板だった。上原は「モイネロ投手がすごいリズムで投げていて、それに(伊藤)大海がなんとか付いていっているような、守備も押されている印象を受けたので、何かを断ち切らないといけないので、その流れを押し返す雰囲気をつくらないといけない。まずはリズム」と、意図的に投球テンポを速めた。投球前にも捕手の田宮に「テンポ良く投げる」と伝えていた。
失点を喫すれば当然、自らの成績にも響く。それでも、まず頭にあったのは試合の流れだった。「抑える、抑えないは結果でしかないので、自分ができることはまずリズムの方(を意識した)。そこは投げ急ぎなぐらい、大げさにやってみました」
相手打線に火の付いた状況でのマウンドだったが、しっかりと試合を進めることはできた。「先発が早く代わってしまったので、イニングを投げる、消化することが求められる。2イニングしか投げられなかったんですけど、イニングは投げ切れたので、そこだけは良かったと思います」。19日の同戦(エスコン)でも、リリーフ陣がビハインドを広げなかったことで、劇的勝利につながった。試合の流れを手放さないために、救援陣はそれぞれの役割を全うしている。