上原健太 勝利の方程式入りアピール3人斬り 田中、柳川の圧巻投球に「本当にすげえなと。そのたびに…」
八回、5番手で登板し無失点に抑えた上原=撮影・小田岳史
■オープン戦 ロッテ4ー5日本ハム(3月8日、エスコンフィールド北海道)試合詳細はコチラ
日本ハムの上原健太投手(31)が八回に救援し、3人でピシャリと抑えた。昨季からリリーフに転向し、夏場以降はセットアッパーとして定着。今年も必死にアピールを続け、勝利の方程式の座を引き寄せる。
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八回に救援しキッチリ三者凡退
新庄監督の意向に沿って先発から中継ぎに回り、新境地を開いた。この日の登板でも多彩な球種を駆使。粘られても根負けせず、三者凡退に斬った。ただ、現状に満足はしていない。「万全でもないですし、いろいろと改善できる部分がある。悪いわけではないんですけど、コンディションを含め、もっといい状態まで上げられる」と見通しを口にした。

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自分の立ち位置を早く確立できるように…
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まだ、リリーフ陣の中でどんな役割を任されるか、決まっていない。昨オフの自主トレ期間や今年の春季キャンプ中、抑えをリリーフの最高峰と位置づけ、挑戦する意思を示していた。その目標はブレず「まずは、(役割が)どこでも名前を呼んでもらえることが大事だと思う。そこから信頼を得て自分の立場をつかんで。どんどん上を目指してやりたいですし、トップはクローザー。(田中)正義も柳川もいいですし、他にも状態のいいピッチャーがいっぱいいる。ケガが明けた(斎藤)友貴哉も上がってくるでしょうし、またさらにライバルが増えるわけなので。自分の立ち位置というのを早く確立できるようにやっていきたい」と決意を込めた。

「今年は全く違うリズムでやってみたい」
実際、7日と8日の試合で九回を任された柳川と田中は平然と150キロ台半ばを計測。打者を寄せ付けない圧巻の投球を見せた。上原は「本当にすげえなと思うんですよ。そのたびにまだ開幕していないよと自分に言い聞かせている」とライバルの力を素直に認めた。その上で、他者の仕上がりに気後れすることはなく「僕はキャンプ、オープン戦はいいですけど、開幕してから一気に悪くなる。頑張ってアピールに成功します、でも開幕したらダメです、ということが10年ぐらい続いたので。今年は全く違うリズムでやってみたい。ここまでいいペースできているんじゃないかなとは思っています」と充実感を漂わせた。
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一定の成績を残しても、危機感を持ち合わせている。「競争に臨む意識は本当にフラットです。1回1回の登板の内容や印象で、よしこれでまた近づいたかなとか、評価を上げられたかなとか。僕は守る立場ではない」。ベテランと呼ばれる年齢になっても若手と同じチャレンジャー。11年目左腕は自力で這い上がり、輝けるマウンドに立つ。
