【月刊コンサドーレ9月号】スパチョークに聞く「勝たせるために、自分がいる」《赤黒の肖像》
文=斉藤宏則 写真=溝口明日花
25日の発売前に、途中まで読めます
道新スポーツデジタルでは、毎月発行されている「月刊コンサドーレ」の記事の中から一部を抜粋し、発売に先がけて公開します。今回は8月25日に発売される9月号からMFスパチョーク(28)のインタビュー「赤黒の肖像」を紹介。記事の途中までですが、購入前の参考にしてください。
J1へ、そして世界へ
北海道で5年目のシーズンを迎えたMFスパチョーク。加入当初は「タイから来た選手」だった存在は、いまやチームをけん引する中心選手へと成長した。
J1昇格への強い決意、若手を導く責任、そしてタイ代表としてW杯出場を目指す夢―。クラブへの感謝を胸に、新たな覚悟で挑む28歳が今シーズンの決意を語った。
この1年を、J2最後の戦いに
——2026-27シーズンがスタートしました。
あらためて言うまでもありませんが、この戦いの中でわれわれはJ1昇格を絶対的な目標として戦っています。今年1月からのキャンプ、そして百年構想リーグの戦いもそうでしたし、その後のオフ期間もこの目標を果たすことだけを考えて、みんなで一生懸命にサッカーに取り組んできました。全員が1日1日を大切にしながら練習や練習試合に挑んできたと確信していますし、非常にいい雰囲気で準備を進めることができたはずです。
コンサドーレのメンバーを見渡してみても、J1にいてもおかしくない顔ぶれが揃っており、むしろJ1にいなければならないメンバーだと思っています。ですので、絶対にJ1昇格を達成し、この26-27シーズンをコンサドーレがJ2で戦う最後のシーズンにする。チーム全員が同じ気持ちだと思います。

——とても頼もしいです。スパチョーク選手個人としては、どういった目標を掲げていますか。
やはり、まずはけがをしないことですね。そして、それは願うだけではいけないので、けがをしない体づくりと、そのコンディションの維持。その点も全力を尽くしていきたいと考えています。百年構想リーグではけがの影響で試合に出場できない時期があったので、今シーズンは同じことが起こらないようにします。いいプレーを発揮することはもちろん大事ですが、そのためにはやはり自分自身が万全の状態でなければならない。そこにもしっかりとフォーカスしていきます。

——今シーズンは実弟のスパナット選手が大宮に加入しました。兄弟が同じリーグでプレーするシーズンとなりましたね。
本当にうれしいです。僕だけでなく家族全員が喜んでいますし、両親もこのシーズンを楽しみにしていたと思います。兄弟ですが、プロとしてはライバルです。お互いが自分のチームのために全力を尽くし、成長し続けられるよう頑張りたいです。
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■プロフィール スパチョーク 1998年5月22日生まれ、タイ出身。身長169㎝、体重66㎏。タイの名門・ブリーラム・ユナイテッドの下部組織で育ち、10代でトップチームデビュー。タイ代表としても活躍し、2022年に北海道コンサドーレ札幌へ期限付き移籍で加入。翌年に完全移籍へ移行すると、卓越した技術と創造性あふれるプレーで攻撃をけん引。ドリブルやパス、シュートで新たな局面を生み出す、タイを代表するアタッカー。