ファイターズ
《ハム番24時》ルーキー常谷は初々しく、泥臭く 8月4日
緊張しているようには見えなかった。7月30日に支配下登録されたルーキーの常谷にとって、1軍のビジターゲームは初めての経験。この日訪れた京セラドームは、これまでの野球人生で縁のない球場だったという。フィールドを見渡しながら「観戦に来たこともないですし、実際に入るのも初めて。新鮮さがあります」と素直な感想を口にした。
パ・リーグ各球団の本拠地の中で、特に本塁打が出づらい。そんな特徴を理解した上で「やっぱり広く感じます。学生時代は札幌ドームでやっていたので、似ているところがあるというか、それくらいフェンスの高さを感じますね」と実感を込めた。
強いフルスイング、パンチ力が一つの武器。それでも広い球場にネガティブな印象はなく「僕はどちらかというと、(外野の)間を抜いて長打にという感じ。角度がつけば、スタンドまで行くかなとは思いますけど、欲張らずにチームを勝利に導けるような1本が打てれば」とイメージを膨らませていた。
これまで1軍では2試合にスタメン起用され、四球を2つ選んで出塁しているが、待望の初安打は出ていない。家族もテレビの前で応援してくれているそう。ただ、いつまでもチャンスをもらえるとは思っていない。「形はこだわらず、内野安打でも何でもいいので、1本が出ればいいなと思っています。もう気持ちで行くしかない。1年目なのでそんなに余裕もないですし、目の前の試合にしっかり集中して、泥臭くやりたいです」。野球への取り組み方も評価されて支配下を勝ち取った。がむしゃらな姿勢はきっと、幸運を引き寄せる。