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2026/07/25 19:40 NEW

《SHINJOの信条》横尾コーチに「ことを起こしてくれそうなのは誰だと思う?」と言ったら「奈良間じゃないですか」

 

■パ・リーグ15回戦 楽天3-4日本ハム(7月25日、エスコンフィールド北海道) 試合詳細はコチラ

 試合後、取材に応じた新庄剛志監督(54)の一問一答は以下の通り。

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―(サヨナラ勝ちの後、拍手しながら会見場に来て)
「奈良間くんありがとう。ありがとうございます」

ー終盤、しびれる展開になった
「しびれましたね。きょう見に来てくれたファンの方たちは、すごい面白い試合だったんじゃないですかね」

九回1死二塁、サヨナラ二塁打を放った奈良間(左)とハイタッチした新庄監督=撮影・井上浩明

 

ー特に七、八、九回と1点ずつ取り、最後はサヨナラ勝ち。かなり手応えがある勝ち方では
「しっかり上川畑くんも自己犠牲で進塁させてくれましたし、奈良間くんも犠牲フライをしっかり打ってくれて、清宮(幸)くんも途中から出場して(同点犠飛)。まあでも、きょうは辰己くんに4打点ぐらい防がれたというか、素晴らしい守備をされてね。いいプレーでしたね」

ー改めて守り勝っていく難しさのようなものが出たか
「守り勝ててないからね、今年は。でも一生懸命、確実にいいプレーをしようという気持ちが強すぎて、ミスにつながっているというところもあるので。その辺は難しいんですけど、やっぱりいい選手というのは力の入れ具合がものすごく上手くて。その辺は経験と言っても…もう経験はしていますからね。本人が克服するしかないというところはありますね」

ー勝ち星は付かなかったが、先発の加藤が好投
「代える前にいい投球をしてくれて。ただ、向こうの4、5、6番がきょう、タイミングが合っていたので。ちょっとスピードのある田中くんで行こうというところでしっかり抑えてくれたので、良かったです」

ー我慢の継投で、収穫もあったのではないか
「(孫)易磊がすごい良いボール、真っすぐを放っていたので。あの真っすぐがあれば、易磊の得意球が生きるはずだけど、左バッターに対してチェンジアップが少なかったかなと思いますね。チェンジアップで行っていたら打ち取れるなと思いながら見ていたんですけど。でも、あれだけ真っすぐが走っていたら真っすぐで行きたいという気持ちも分かりますね。でもあれは、アウトコースのボール球を安田くんがしっかりバットの芯に当てて。気持ちで持っていったというバッティングでしたね」

ー終盤の苦しいところで、堀や柳川が本来の力を出して、サヨナラにつながったか
「堀くんも柳川くんもこういう場面でフォアボールを出すケースが多かったんですけど。柳川くんにしても調整を経てフォアボールが減ってストライクゾーンに行くようになったので。彼のボールならストライクゾーンに行けば打ち取れるので、フォアボールなしで行ってもらえたらいいなと思います」

ーサヨナラの場面もそうだが、奈良間が途中から出てきて2打点。ベンチから出てきた選手が決めてチームは勢いづくのでは
「なんかつかんだんじゃない? 奈良間くん。あれだけ前に来ていたら意外とバッターって難しいんですよ。ポンと当てたら外野を越えていくという意識が強くなりすぎるとスイングが遅くなるので詰まるケースが多いですけど、左肩を開かずに芯でしっかり(捉えてくれた)。今年の僕と奈良間くんの約束で、とにかく芯に当てる、ということを心がけて一年間やってほしいということを言っていたので。その約束通り芯に当ててサヨナラヒットを打ってくれて。まあ、奈良間パパも嬉しいんじゃないですか(笑)」

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ー良い選手は力が抜けると。監督、首脳陣はどのようにアドバイスしていこうと考えているか
「引かないことですね。攻める気持ち。常に試合が始まったら27個のアウトを全て自分が取る、という気持ち、集中力を持ってやることが一番大事ですね」

ーチャンスの場面で奈良間を代打に送った。あそこはどのような判断だったのか
「奈良間くんと有薗くんと矢沢くんを用意していて、横尾コーチに『ことを起こしてくれそうなのは誰だと思う?』と言ったら『奈良間じゃないですか』と。じゃあ、いこうかと。向こうはスクイズも警戒するので。フォアボールというところもあって。キャッチャーは低めのボール球のサインを出してくると思うので、ストライクゾーン上げて打ってくれるだろうと思ったら、初球の低めのボールを空振りしたから『うわー、いったこら』と思って(笑)。フォアボールも頭に入っているのに。最後は(楽天捕手の)太田くんが裏をかいたんでしょうね。そうしたら表になったという」

ー結果的に奈良間が決めたが、その前に細川がチャンスを作った。1打席目のフォアボールもそうだが、内容の良い打席が多い
「このところずっといいですよ。だからスタメンですよ。彼はこのチャンスを逃したくないという気持ちがものすごく強いと思うので。この調子で行けば、レギュラーを取れる可能性もありますので。去年みたいに、アウトコース気味のボールをちょこんと当ててショートフライ、レフトフライという凡打が減っているので。これは行けるな、というところで使おうという気持ちにさせてくれますね、今は。あと練習の取り組み方とか、すごく良い取り組み方をしているので、結果が出ますよ」

ー複数のポジションをこなせる選手だが、どこが最適か
「今ならセンターじゃないですか」

ー三塁までしっかり走者を進められている。そこは大きいのではないか
「デカい。それはデカいです。プレッシャーのかけ方が違いますよね、相手ピッチャーに対しての。ワンバンは放れないし、それストライクゾーンに集まってくるから犠牲フライにつながる、というところはありますね」

ー八回はレイエスを代えて勝負に出た
「だって勝たないと。まず、同点に追いつかないと。五十幡くんで、(投手が)マルテだったので、もしかしていけるかなというところで。ここは難しいですよね。延長戦になったらレイエスをなんで置いておかなかったんだ、となるんですけど、その前に負けてしまったらレイエスどころじゃないから」

ー八回1死二塁。万波の中前打で、コーチャーは回してほしかったか
「うん。あれは、辰己くんが普通にチャージをしていたらストップです。1回、2回待ったでしょ。あれを見て回さないといけない。あれがもし、アウトになったとしても回して正解です。捕り方ですよね。まあでもそれをカバーしてくれた清宮くんに、たぶん森本コーチはうどんの差し入れですね。いらないか(笑)。でも、森本コーチからしたら、相手ピッチャーに対して清宮くんは打つと判断して止めたと思う。その駆け引きというのは難しいですよね。二塁走者が五十幡くん、矢沢くん、水野くん以外だったら止めかな。やっぱりね、あの距離からストライクの返球をしようと思ってもなかなかコントロールできないし、何十センチ逸れただけで、彼らの足ならセーフになる。タイミングだけではないですよ。慌ててコントロールが悪くなる、というのも頭に入れてね。やっていると思いますけど。だって森本コーチが回してセーフになったことが今年、何回もありますからね。上手いな、というところ何回も見てきたので」

ー吉田が途中交代。三回、ヒットを打った後の走塁が原因か
「もちろん。僕はファインプレーをしてくれ、ヒットを打ってくれ、ホームランを打ってくれ…そういうお願いはしないので。当たり前のプレーを。あれ、スライディングしていたら間違いなくセーフなので。そういうところはチームでやっているわけだし、前回の上川畑くんのケースもあったし。スライディングをしていたらなんのこっちゃないので」

ー引かない気持ち、攻める気持ちということは常に言っているのか
「攻めない選手は使わないと言っていますよ。水野くんもきょう、エラーしてそのあと攻めてくれたでしょ。あれでいいんです。攻めて責めることは間違いなくしないので。引いていたら代えます。ピッチャーにしてもね。田宮くんもね、手の痛みをこらえながらもしっかりバントを決めてくれて。練習をしっかりしていたので、きょうは決めてくれるだろうなと思って」

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ー田中がセットからフォームを変えたが、監督の指示か
「そうです。でもきのうですよ、俺言ったの。もうしていると思って(笑)。大丈夫かなと思いながら。バッター目線ですけど、田中くんのセットであの真っすぐを投げるより、ワインドアップで威圧感というか、バッターが見慣れていない景色で1回投げさせた方がバッターは目慣れしていないからいいんじゃないかなと。でも俺のイメージは3日後、4日後ですよ(笑)。練習していましたからね。僕が言った1分後には練習していたから。その方が力が抜けると思うんですよね。結構、考え込むタイプの選手なのでセットで投げるより、ワインドアップで楽に楽にピュンと。ボールも良かったしね。それと伝えたのは、スプリットを投げる時に腕の振りがものすごく変わってしまう。もうちょっと浅く握って真っすぐを投げるような感じで投げてほしいと。村林くんに投げた球、浅めのスプリットね。良かったんじゃないですかね。でも器用だなと。バッターなら分かるよ。トップの位置を変えるとかタイミングを変えるとか。ピッチャーはここ4年くらいやっていないわけでしょ。でもこれでつかんでくれたらいいし。まああした勝って気持ちよくオールスターへ行ってきます」

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