高校野球
昨夏準Vの札幌日大高がコールド発進 夏絶望だったDH久保友弦が奇跡の復活打【南北海道大会】
■全国高校野球選手権南北海道大会(6月26日、札幌・モエレ沼公園)
▽2回戦 札幌北2-9札幌日大高
4月に左腓骨を骨折
春の全道4強の札幌日大高が初戦を迎え、9-2の七回コールドゲームで3回戦に駒を進めた。4月に左腓骨を骨折し、一時は夏絶望の診断を受けたDH久保友弦(3年)が「6番・DH」でスタメン復帰。1点ビハインドの三回2死満塁で逆転の3点三塁打を放ち、これが決勝点となった。約2週間後の7月8日の3回戦で6季連続の16強入りをかけて市立函館と対戦する。
「一度死んだ人間は強い」
頼れるスラッガーが、昨秋の全道3回戦以来となる公式戦でド派手な一打を放った。三回2死満塁、カウント2-2から外角のチェンジアップに食らいつくと、打球は左中間を真っ二つ。走者一掃の3点三塁打。「2ストライクまで追い込まれていたんですけど、しっかり自分のやるべきことを果たせた。狙いとしては真っすぐだったんですけど、ついていった感じ。風で結構伸びていったんで、自分でも結構びっくりしました」。相手に傾きかけた流れを力ずくで引き戻した。
森本監督は、復帰戦に臨む久保に「一度死んだ人間は強いぞ」と送り出した。期待通りの活躍に「本人にとっても、チームにとっても良かった。久保は去年の夏の決勝でスタメンの子だったので、打線にとってすごい厚みが出た。久保が1枚いるとだいぶ違う」と頷いた。
