ファイターズ
《ハム番24時》4月28日
けがの功名ならぬ、〝風邪の功名〟があった。3月中旬まで1軍に帯同した畔柳は、鎌ケ谷に戻って一時、体調を崩して登板間隔が空いた。ところが「風邪をひいた後に、調子が良くなりました。キャンプでたぶん、疲れていましたね。そこから良い感じで回復して、良い感じで来ています」と、復帰後は2軍で圧倒的なピッチングを見せている。
長いシーズンを戦い抜くため、春季キャンプ中は自分を追い込んできたという。「キャンプぐらいしか、しっかりウエートだったりができないので、そこで体づくりをずっとやってきました。その中でも自分としては、アピールしなきゃいけない立場だった。自然と、神経疲労的なものはたまっていました」。風邪から回復するとともに、疲労からも回復し、状態が上向いたのかもしれない。
キャンプで鍛えたという肉体は、入団時とは見違えるほど大きくなり、体調不良からの復帰後も変わっていなかった。「中継ぎで投げた試合も全部、アベレージで150キロをずっと超えていた。出力の方も問題ない」と成果は投球に表れている。「今は焦らずしっかりやるべきことをやっていければいいかなという感じですね」。今季終了後に、あの時、風邪をひいて良かったと思えるような1年にしてもらいたい。