コンサドーレ
大森真吾の決勝ゴールで劇的大逆転勝利 苦しい日々も繰り返し続けたことで3季ぶり得点
■J2・J3百年構想リーグEAST-B第12節(4月25日、札幌・大和ハウスプレミストドーム)
▽札幌2-1いわき

後半AT4分に23年以来のゴール
背番号23がついにやった! 北海道コンサドーレ札幌は、開幕戦で苦杯をなめさせられていたいわきとホームで対戦。後半20分に先制を許しながらも最少失点で切り抜けると、同アディショナルタイム(AT)2分にDF家泉怜依(26)が同点弾、そして同4分にはFW大森真吾(25)が決勝ゴールを決めて、大逆転勝利を飾った。大森は初ゴールを決めた2023年11月25日アウエーFC東京戦以来約2年半ぶりとなるプロ2点目をマーク。固く締まっていた〝ケチャップの蓋〟をこじ開けたストライカーが、ここぞとばかりにゴール量産体制へ突入していく。
嗅覚が反応し直前に判断を変えて吉
試合終了間際のFK。いわきゴール前で発生した大混戦の中で両軍が激しく奪い合っていたボールが転がった先は、後半途中から投入された大森の足元だった。シュートを急ぎたくなる局面だが、大森はボールコントロールを選択。「こぼれてきて、相手が目の前にいたので、打ったら当たるなと思ったので、もう一個運びました。そんなに冷静だったわけではないですけど、とっさに(アイデアが)出た感じではありますね」。
蹴り込むモーションからボールを止めてキックフェイントがかかると、右前に少し押し出し、右足でシュート。ボールが相手DFやGKの左手をすり抜けてゴールラインを越えると、観衆の歓喜と大森の魂の叫びが入り交じりプレド場内に響き渡った。「すごく興奮しました。感極まったというか、いっぱいいっぱいになりました」。これがプロ入り後初のホームでの得点。自らのゴールで沸かせたホームサポーターの歓声を、全身で体感する瞬間を初めて味わうことができた。