期限付き移籍から復帰のFW大森真吾「すごい過信があった」
午後の戦術練習でシュートを放つFW大森(手前中央)=撮影・西川薫
【コンサドーレ沖縄キャンプ】
■1月13日、沖縄・金武町陸上競技場
キャンプ2日目は2部練習が行われ、午前はハーフコートで11対11のミニゲームを行った。2024年8月から北九州、25年から山形への期限付き移籍から復帰したFW大森真吾(24)は移籍先で味わった悔しさを糧に、巻き返しを図る。
【コンサドーレ 関連ニュース一覧】

まずは動ける体に
ひげを蓄え、精悍な顔つきになって帰ってきた。初日、2日目とハードな練習で幕を開けたが「オフシーズンも結構ハードにやっていたつもりではあったので、全然ついていけないとか、そんなのは全くないですし、足の状態も良いですし、良い感じではないかな。戦術はいろいろあると思うんですけど、それ以前にベースとしてやっぱり動くところを落とし込もうとしている。やっぱり動ける体にしておかないと、その土台の部分ができないので。僕もキャンプの始まりはそういう方が好きなので、良いなと思っています」。本格的に始まったポジション争いを見据えた。
カテゴリー2つ落としての移籍で…
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
24年8月にJ3の北九州に育成型期限付き移籍した。出場可能な15試合のうち7試合の出場にとどまり、無得点に終わった。「自分の実力不足でもありますし、それこそ北九州に行った時なんて、かなり過信していたというか。その時は札幌がJ1だったので、ミシャに何試合か使ってもらって。けど、そこで結果を残していなかったから結局、出られなくなった。そこから2個カテゴリーを落とすというところで、すごい過信があったとは思いますし、それが露骨に出たなと思います」。厳しい現実を突きつけられた。
プロとしての方向性を模索
自らと向き合い、ひとつの答えを導き出した。「本当に日々の積み重ねをより大事にするということ。食事、睡眠、練習前後のトレーニング。当たり前ではありますけど、全員ができているわけではないと思いますし、以前の僕はできていなかった部分。本当にそこが、大学生とかの頃とは違う。俗に言うプロフェッショナルじゃないですけど、その方向性を自分で模索しながら見いだしていった」。プロとしての考え方を根底から見直した。
午後の練習で川井監督(右)から声を掛けられるFW大森
積み重ねはいつか必ず形になる
右足から繰り出す強烈なシュートが持ち味だが、期限付き移籍中に新たな武器も模索した。「ひとつはヘディングでの得点がなかったので、そこはかなりコーチに言って付き合ってもらいました。あとはシンプルに走るというフィジカル面のところで、スプリントの回数だったり速度のところをフォームから改善してやっていこうと。そんな簡単に上がるものではないので、まだまだ効果が実感できているわけではないですけど、積み上げは必ずいつか形になると思っているので、自分の中でフィーリングの合うトレーニングを継続してやっているつもり」。結果につながることを信じて、練習を積み重ねている。
誰が一番多く点を取るのか
この日の11対11では1トップに入った。外国籍選手とも違いを見せていかないと出場機会が巡ってこないことは分かっている。16日には浦和との今季初の対外試合が予定されている。川井健太監督(44)にアピールするためには、ファーストインパクトも大事になってくる。「監督に求められるものをしっかり出したいですし、フォワードなので点を取らないと評価されない世界。結局どこで差をつけるかと言ったら、誰が一番点を取れるかだと思う。もちろんそれ以外の部分を評価してもらえる可能性はあると思いますけど、点を取っている選手は絶対に使わざるを得ない。いくら僕がどんなに良いプレーをしたところで、他の選手の方が点を取っていたらそっちを使うと思いますし、最終的には得点部分になるんじゃないかな」。天性の点取り屋が、新境地を見いだす。
【道スポがずっと読める! お得な年払いプラン】