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2026/04/18 07:00 NEW

《岩本勉のガン流F論》北山に見た先発投手の難しさ 思い出す今中慎二の女房役から受けた一言


■パ・リーグ1回戦 西武5-3日本ハム(4月17日、エスコンフィールド北海道) 試合詳細はコチラ

 取られてはいけないタイミングが存在する。上原と山崎。2人のベテラン左腕が喫した失点が重くのしかかった。あなたたちぐらいのレベルにあるピッチャーなら、分かっているはずだ。まずは上原。3-2の七回に2番手で登板し、1死から9番の滝沢を四球で歩かせ、1番の桑原に逆転2ランを食らった。フォークが若干、高かった。足の速い滝沢もうまかった。塁上でチョロチョロすることで上原の集中力をそいだ。

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開き直りを可能にさせた1点の重み

 続いては山崎。3-4の八回に3番手で登板し、5番の山村に右翼ポール際へソロ本塁打を叩き込まれた。アウトコースを狙ったはずのカットボールが、インコースのストライクから真ん中へ入ってしまった。1点差と2点差とでは雲泥の差。八回裏、西武の甲斐野が先頭から3連続四球。ファイターズにとって無死満塁という絶好のチャンスだった。だが、あの1点が甲斐野を開き直らせた。1点オッケー。2点でもまだ同点。この差は大きかった。

成長著しい北山

 先発の北山は良くなかった。ファウルで追い込み、直球やフォークで空振りを取るスタイル。それがスタートから、決めきれていなかった。ただ、マウンド上で困りながらも、なんとかしのいで6回2失点。クオリティースタートが当てはまった。常に好調のピッチャーなどいない。悪い状態でも試合をつくる。それができていた。この日は勝てなかった。だが、こういう試合を積み重ねていくことで、勝ち星は増えていく。

毎日、今の自分と向き合う先発ピッチャー

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