ファイターズ
《ハム番24時》4月9日
北山が8回3安打無失点と快投し、8日の楽天戦は2時間20分とハイペースで終わった。テンポの良い投球の裏には、女房役を務めた清水優の狙いがあった。
「テンポが悪くなると良くないなと思っていたので、テンポを早めに、というのは意識していました。僕は、北山はテンポが良いピッチャーだと思っているので。でも、WBCから帰ってきて、ピッチクロックがあったりで、テンポがちょっと違うというのもあったと思う。ああやってテンポ良く投げられれば、自分の間合いで投げられるかなと思ったので。工夫じゃないですけど、あいつが投げやすいようにできたかなと思います」
ただ、清水優らしかったのは、その後に続いたコメント。「けど、まあ一番に、あいつがすごい良い球を投げていた。何も言うことがなかったので。全部良かったです。リードどうこうじゃなくて、あいつ自身が(良かった)ということです」。決して自ら前に出ることなく、いつも必ず投手を立てる姿勢に、捕手の矜持(きょうじ)を感じた。
一方の北山も試合後、同様に清水優への感謝を述べていた。2人の言葉の端々から、人間性の素晴らしさが伝わってきた。