「一つの成功体験」3連勝を支えた堀米悠斗 古巣・福島に降臨した〝キングカズ〟と10年ぶり共演
■3月31日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌はオフを挟み、4月4日の福島戦(プレド)に向けて練習を再開した。前節・藤枝戦でのPK勝ちで3連勝し、札幌の勢いはますます加速中。好調の立役者の1人が3試合連続先発中のMF堀米悠斗(31)だ。かつての武者修行した福島、そしてそのクラブに降臨した〝キング〟を撃破し、チームを4連勝へと導く。また、この日から札幌U-18所属のDF大澤忠臣(17)が練習に参加した。
選手の守備意識が高まり試合運びも
直近3試合で喫した失点はわずか「1」。開幕直後の苦い記憶を払拭し、札幌守備陣が着実に強固な砦を築きつつある。連勝がスタートした磐田戦から、左サイドバック(SB)での出場を続けている堀米悠は「自分だけじゃなくて、みんなの守備の意識がすごく高まってる。磐田戦は(それまで)勝てていなかったので、とにかく失点をしたくないという思いがみんなの中で高まっていたタイミングだったと思います。先に失点せずに我慢しながら自分たちのチャンスをどこかでものにして、勝ち点3を取るんだというゲームの進め方をみんなが覚えたというのは、一つの成功体験でした」と、きっかけとなった一戦を振り返る。

西野と家泉の位置交換も好調の要因
転機となった磐田戦では、堀米悠の起用のほか、ディフェンスラインに一つの変更が加えられた。「(家泉)怜依と(西野)奨太の位置が逆になったのが大きいかなと思っていて。できるだけ(左CBに入った)怜依の近くでサポートしてあげて、攻撃面でのストレスを減らしてあげたい、という部分は求められてもいたし、逆に守備での怜依の良さ、パワフルな対人の強さ、クロス対応というところを頑張ってほしいなと思っていたので、できるだけシンプルに近い距離でボールを受けてあげるというのは、(左SBに)入ってからやっています」。左サイドでの新コンビ結成が、互いに、そしてチームに好循環をもたらしている。