ファイターズ
2026/03/27 19:45 NEW

伊藤大海 「記憶がない」あの日から開幕戦のマウンドへ しっかり受け止め、前を向いて歩んできた2週間

開幕戦のマウンドに立った伊藤=撮影・松本奈央

■パ・リーグ開幕戦 日本ハム―ソフトバンク(3月27日、みずほペイペイドーム)

いるべき場所に戻ってきたエース

 敗戦投手となったワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準々決勝からおよそ2週間。日本ハムの伊藤大海投手(28)は、開幕投手としてみずほペイペイドームのマウンドに立ち、気迫のこもったピッチングを見せた。

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 あの日のことを伊藤は「記憶がないですね」と言う。準々決勝・ベネズエラ戦で1点リードの六回から登板。逆転の3ランを浴び、チームは5―8で敗れた。マウンドを降りる時には開幕戦で激突したソフトバンクの周東、牧原大が、そしてゲームセットの瞬間には米大リーグ・ロッキーズの菅野がベンチで寄り添ってくれた。

衝撃を受けた菅野のブルペン投球

 侍ジャパンと中日の壮行試合が行われたバンテリンドーム。登板前に目を奪われたのが、メジャー右腕のブルペン投球だった。「菅野さん、すごかったです。初めてこうブルペンで、感動したというか…」。自身の登板準備のタイミングと重なり「ちょっと見学させてもらいました。コントロールもそうですし、意図が伝わるというか」。そんな初めての衝撃を与えてくれた右腕は、放心状態だった伊藤のことを気遣ってくれた。

痛切に感じたファイターズの温かさ

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