ジャンプW杯女子 24日から札幌大会 五輪組・高梨沙羅ら4人が抱負
札幌市内で行われた代表会見に出席した(左から)高梨、伊藤、丸山、勢藤=撮影・西川薫
ミラノ・コルティナ五輪に向けて
ノルディックスキー・ジャンプのW杯女子札幌大会2連戦が24日に札幌大倉山ジャンプ競技場で開幕する。前日23日には、今大会出場メンバーのうち2月6日開幕のミラノ・コルティナ五輪に出場する日本代表が札幌市内で会見を行い、上川町出身の高梨沙羅(29、クラレ)ら4人が大舞台への思いを語った。また、この日の夕方に行われた予選では、丸山希(27、北野建設)が日本勢最上位の9位。高梨は12位、伊藤有希(31、土屋ホーム)が13位、勢藤優花(28、オカモトグループ)が14位で予選通過。開催区枠を含むほかの日本勢では一戸くるみ(21、雪印メグミルク)ら5人が24日の本戦に駒を進めた。
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世界選手権、五輪通じて初の金へ
代表会見に出席した高梨
五輪の悔しさは五輪で返す。正式採用された2014年ソチから4大会連続出場となる高梨がリベンジの舞台に挑む。前回の北京五輪は混合団体でまさかのスーツの規定違反による失格。男女通じて最多となるW杯通算63勝を挙げるも、これまでの五輪と世界選手権では個人での金メダルがなかった。「目の前の試合に集中しながら、オリンピックでこれまで積み重ねたものをしっかり出し切れるような舞台にしていけたら」。豊富な経験を強みに4度目となる次こそ、悲願の金メダル獲得を目指す。
引退まで考えた4年前の前回大会
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エースとして長らく日本女子ジャンプ界をけん引してきた。五輪に女子ジャンプが初採用された13年-14年シーズンは、開幕から五輪前までのW杯で14試合全て表彰台に上がり、11勝。金メダル確実と期待されながらも、ソチ五輪ではまさかの4位に沈んだ。18年平昌五輪では初の銅メダルを獲得。22年北京では悪夢の失格で一時は引退まで考えた。そして迎える4度目の大舞台。五輪前最後となる地元・北海道での試合へ「見ていて楽しんでもらえるような感動してもらえるようなビッグジャンプをして、最後はしっかりテレマークを決めて締めくくれたら」と意気込んだ。
伊藤「皆さんの思いと共に」
高梨と並び、4大会連続の出場となる下川町出身の伊藤は今季ここまでトップ10入りは3度。今回からノーマル、混合団体に続き、ラージヒルも正式採用される。「最初に出た時はオリンピック初日にノーマルヒルをやってすぐに帰国っていう状態でしたけれども、今回こうしてラージヒルも開催されるっていうことは本当に嬉しく思います。今まで携わってくださった全ての方のおかげで4度目のオリンピックに挑戦する機会をいただけて非常にありがたく思っています。この機会を大切に、自分の中で噛み締めて、皆さんの思いと共にオリンピックの空で飛ぶことができれば」。下川町ジャンパーの合い言葉〝どうせ飛ぶなら世界一〟とともに頂点を目指す。
代表会見に出席した伊藤
勢藤「五輪を通して学んだ」
高梨と同じ上川町出身の勢藤は前回五輪で現役引退を決意も翻意した。「4年前のオリンピックは諦めかけてジャンプの道を辞めようと思っていて、オリンピックを通して人として選手として学んだものもたくさんあり、こうしてまた4年間ジャンプをする環境をつくってくれた全ての皆様に感謝をして、今の自分のできる最大のパフォーマンスができるように頑張りたい」。感謝の思いを込めて3度目の五輪に挑む。
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