西野奨太の〝元相棒〟 強心臓の新加入DF川原颯斗「ボランチで勝負はしていきたい」
札幌のアカデミーから国士舘大を経てトップチーム入りを果たしたDF川原=撮影・西川薫
【コンサドーレ沖縄キャンプ】
■1月14日、沖縄・金武町陸上競技場
ボランチとCBこなす万能型DF
キャンプ3日目の午前は、メンバーが3班に分かれ、初めてフルコートでの11対11を行った。札幌U-18出身で国士舘大から加入したDF川原颯斗(22)は黄色のビブスをつけて左ボランチでプレーした。昨年12月のインカレでは、国士舘大のセンターバックとして準優勝に貢献したが、札幌ではボランチでのレギュラー奪取に意欲を見せた。
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ユースも大学も高いレベルで両立

札幌の将来を担う中心候補が、大学4年間で大きく成長して帰ってきた。11対11ではボランチでプレー。中盤も最終ラインもこなせる万能型で、ユース時代は1年時のボランチから始まり徐々にセンターバックへ移行。大学1、2年はボランチに専念していたが、3年になって半々ぐらいをこなすなど、高いレベルで両立できる。「両方うまくやれればいいなと思っていますし、ボランチで勝負はしていきたい」と意気込んだ。
中央でプレーするボランチは360度の視野が必要になる。相手ゴールに対して後ろ向きでボールを受けることも多く、センターバックより周囲の状況把握が難しくなるため、「視野がまだ見えづらい。狭くなっている。これからもっと広く見られるように頑張りたい」。ユースの先輩でもあるMF荒野拓馬(32)からは「ボールを受けてからタッチ数を少なく、すぐ逆サイドに展開した方が良い」とアドバイスも受けた。
ユース時代に後輩の西野がプロ契約 「ライバルというよりも…」
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高校3年時のU-18最終年。「俺らが失点しなきゃ負けることはないよね」と、1学年後輩のDF西野奨太(21)と最終ラインでコンビを組んでいたが、自らはトップチームに上がれず、西野が飛び級で昇格した。「ライバルというよりも相棒です。俺もやってやるという気持ちはあったけど、4年後に絶対プロになってやるという気持ちだった。でも悔しさよりも純粋に『頑張れ』と応援する気持ちの方が強かった」。
サッカー漬け毎日で心身ともに成長

大学時代は関東の強豪でサッカー漬けの毎日を過ごした。「(トップ)昇格できなくても、自分は未熟だったのですごく落ち込んだわけではなかった。技術は自信あったけど、そこはもっと磨き上げて、フィジカルや守備の運動量の部分は大学で鍛えたいと思って、4年間で鍛えられた。メンタルも肉体も鍛えられた」。
9歳上も関係ない物おじしない性格
いわゆる〝コミュお化け〟だ。練習後、クラブハウス前で自転車をこぐ9歳年上のMF堀米悠斗(31)を「ゴメス」と呼んだり、キャンプ初日から全く物おじしない様子で、どんどん先輩選手らに積極的に話しかけに行った。「コミュニケーションっていう部分では苦手ではないですね。いっぱいしゃべるのが好きなんで。ゴメス呼びの時は多々あります。ゴメス君は優しいんで(笑)」と何事にも臆さない図太さものぞかせた。
16日には浦和との今季初対外試合が控えている。「川井監督もボールを受け続けて、リズムをつくりながらっていうサッカーなので、そこを自分の強みにしていきたい」。ライバルたちとの違いを見せつけ、開幕スタメンへ序列を上げていく。

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