【一問一答】有原航平 背番号74で「再スタートしたい気持ちがあった」 古巣復帰の決め手は
入団会見後、フォトセッションに応じる有原=撮影・松本奈央
他の選手から背番号を取りたくない
日本ハムに6年ぶりに復帰した有原航平投手(33)が13日、エスコンフィールド北海道で入団会見に臨んだ。4年契約で年俸5億円プラス出来高払い(金額は推定)。他の選手から背番号を取りたくないという思いもあり、「74」に決めたという。記者会見と囲み取材の一問一答は以下の通り。
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【記者会見】
(自らあいさつし)
「有原航平です。よろしくお願いします」
―6シーズンぶりに古巣復帰。率直な気持ちを
「またここでプレーできるということは本当にうれしいですし、優勝に向かって早くプレーしたいなとワクワクした気持ちです」

―入団の決め手となったのは
「吉村さん(チーム統括本部長)から優勝を目指していくために、有原の力が必要だと言っていただきましたし、チームとして来年優勝を獲りに行くと、その中で必要だと本当にたくさん伝えていただいたので、それが本当にうれしくて、その気持ちの一心です」
―23年から3シーズンはソフトバンクでプレー。対戦相手としてファイターズはどのようなチームか
「やっぱり若くてどんどん振ってくる、ホームランが多かったので僕はすごい苦手だと思っていました」
―今度はその打線を背負って投げることになる
「本当に心強いですし、たくさん打ってもらって、とにかく(期待に)応えていっぱい勝ちたいなと思います」
―一緒に戦った選手もいるが、復帰にあたってやりとりした選手は
「宮西さんだったり、中島卓也さんだったり、連絡はいただきました」
―どのような言葉があったか
「はい。また、よろしくな、頑張ろうって言っていただきました」
―新庄監督も加入を喜んでいた。何かやりとりはしたか
「直接はやりとりはしていないですけど、色々言葉をいただいています」
―監督は本拠地開幕戦で先発を任せたいと話していた
「そう言っていただけるのは本当にうれしいですし、しっかり準備したいなっていう気持ちです」
―中5日で回ってほしいとも
「そうですね。やりたいと思っていましたし、本当にたくさんイニングを投げたいタイプなので、どんどんやりたいなとは思っています」

―チームの中で果たしていきたい役割、どんな存在でありたいか
「本当に1年間ローテーションを回って、引っ張っていきたいと思っているので、とにかく結果を出すことが大事だと思っています」
―全体的に若いチーム。その中での役割は
「そうですね。安心感というか、どっしりした軸として1年やっていきたいと思っているので、気持ちはまだまだ成長していけると思うので、フレッシュな気持ちでやっていきたいと思います」
―北海道のファンも復帰を喜んでいる。ファンへの思いは
「本当にファイターズでとても応援してもらいましたし、とても有り難い気持ちでしたし、またこうしてプレーできることになったので、また新たな有原航平として応援していただければうれしいなと思います」
最低でも180イニングを
―数字的な目標はどのあたりに置いているか
「イニングはとにかく投げたいと思うので、最低でも180イニング、それより上を目指して投げていきたいなと思います」
―最後にファンへメッセージを
「今年からファイターズでプレーすることになりました。また熱い声援をよろしくお願いします」
―新庄監督が18勝ぐらい勝てるという話と、初回から三回の立ち上がりが1つ課題かなと話していたが、その目線についてどう感じるか
「直接話していないので、分からない部分が多いですけど、対戦相手としてやっていてもちょっと嫌な感じがありましたし、見ているところは違ったりする部分があるので、それも僕はめちゃくちゃ勉強になると思いますし、いっぱいコミュニケーション取って成長できるようにやりたいなと思います」
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―ソフトバンクに在籍していた時、新庄監督の印象は
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「そうですね。なんか不気味というか、何をやってくるか分からないイメージは常に持っていたので、ちょっとやりにくい感じでしたね」
―前回日本ハムに在籍していたときと今回戻ってきて、役割の違いや求められる役割は変わってくると思うが
「前回は怖い物知らずで先輩方に引っ張ってもらった部分が大きかったので、今回はエスコンに球場も変わっていますし、チームも新たになっているので、その中に入ってしっかり引っ張っていけるようにっていう気持ちですね。前回とは全然変わった気持ちでいます」
―若い選手やエース伊藤もいる
「本当に素晴らしいピッチャーがたくさんいますし、その中で切磋琢磨してやっていければ成績もついてくると思うので、そういう形で頑張って優勝に近づけていけたらなと思います」
【囲み取材】
―背番号を74に決めた理由は
「やっぱり球団から色々提示していただいたんですけど、新たに誰もつけたことがないというか、そういう番号で再スタートしたい気持ちがあったので74にしました。大きい番号で数字を見た中でフィーリングじゃないですけど、これが一番いいなと思ってそうしました。(※)岩舘さん(2軍内野守備走塁コーチ)にこう譲っていただく形になったので色々と…」
(※)岩舘学コーチの背番号は2026年シーズンより「84」に変更されることが球団から発表された
―意外な番号
「はい。この番号で頑張っていきたいなと、新たな気持ちでやりたいのが一番の理由です」

―フィーリングだけ。74という数字に何かあるか
「いや、全然それはないですね」
―いくつかの候補を見て74がいいと
「そうですね。はい。基本的には大きい番号を見ていて。一番いいと思ったので」
―提示されたものの中で74より大きいものはあったか
「そうですね。空いているというか、例えば90番台とかありましたね。ありましたけど、なんか74の方が自分の中でフィットすると思ったのでそうしました」
―ファイターズからアメリカに挑戦する際、このように戻ってくることは想像できたか
「想像は全然していなかったですね」
―その中で吉村チーム統括本部長の話が決め手になった
「そうですね。このタイミングでこうやって声をかけていただけるとも当時は思っていなかったですし、このタイミングで声をかけてくださって、そういう言葉をもらってファイターズに戻って優勝したいなって気持ちになりました」
―エースの伊藤も有原から色々勉強したいと話している。どう見ていたか
「真っすぐがめちゃくちゃいいですし、変化球もいいですし、何より体力があるなってイニングも今年200近く、190くらい投げているので、やっぱりそこに負けずに投げたいなっていう気持ちはありますね。同じチームになったので、一緒に頑張っていけたらなと思います」
―グラウンドでも話をする仲だと聞く
「そうですね。試合があってお互い試合じゃない時に、お互いタイミングが合ったら色々としゃべることはあるので、でもチームメートになって近くで話せるので僕もうれしいなと思いますね」
―23年に日本へ戻ってきた時はソフトバンクを選んだ。今回ファイターズを選んだのは吉村チーム統括本部長の言葉があったからこそ
「そうですね。そこが一番大きいですね。本当に自分が一番成長できると思うところを今まで選んできたので。前回はああいう形でホークスになりましたけど、優勝を経験させてもらって成長できたと思いますし、そこは本当感謝していますし、このタイミングでファイターズに入ってプレーできることが、ここから一番成長できると思ったので、そこは変わらずそういう選び方をさせてもらいました」
―吉村チーム統括本部長の印象に残っている言葉は
「そうですね…。CSとかでもそうでしすし、ああいうピッチングをすごく褒めていただいて、あれをぜひファイターズでやってくれと。有原が入って優勝しよう、っていう風に言っていただいたので、本当にファイターズで優勝したいなって気持ちになりましたね」
―ユニホームも変わったが、着用してみて感想は
「どうですかね…。ちょっと分からないですね(笑)。アンダーシャツも青ですよね? まだちゃんとユニホーム着ていないので、実感は出ていないですけど、まだこれからかなと思います」

―若手投手から変化球教えてと要望もありそうだが
「そうですね。そうやって僕の持っている球種に興味を持っている子がいれば、全然何でもそれは教えますよ」
―本拠地・エスコンの印象は
「球場もきれいですし、設備も本当にめちゃくちゃいいと思うので、ここでプレーできるのは本当に楽しみだなと思います」
―古巣復帰は独特かと思う。照れはあるか
「照れ? でもなんかもう球場も変わっていますし、ちょっと僕の中で別のチームに近い感じなので、戻ってきたというより新しく来たと思っているので、あまりそういう変な感じはないですね」
―球場もユニホームもメンバーも
「変わっているので、そこは普通の移籍と同じというかフレッシュな気持ちです」
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―新庄監督が不気味だと言っていたが、聞きたいことはあるか
「どういう風に僕を見られていたのかは気になりますね。たぶんその結構タイミングとかそういうなんていうんですかね。癖とか雰囲気とかは絶対見られているなとすごく思っていたので、その辺は聞いてみたいですね」