ファイターズ
《ハム番24時》1月8日
新人合同自主トレ2日目が終わり、根室市出身のドラフト5位ルーキー藤森を取材した。182センチ、74キロでまだまだ体を大きくしたいそう。「食トレ、筋力アップだったり、やることはいっぱいある。たくさん食べて、たくさんウエート(トレーニング)をするしかないです」と明確なテーマを掲げていた。
強じんな体はプロで活躍するための絶対条件だ。それを十分に理解していた。ただ、一つ大きな悩みがあるという。「食べることは好きなんですけど、量を多く取るのがあまり得意ではない。いっぱい食べて慣れていかないと」。これを聞いて福島の顔が浮かんだ。入団当初はガリガリと言っていいほどの体型。同じように食が細く、苦労しながら体を大きくしてきた。相談する機会があれば、きっといい助言をもらえそうだ。
藤森は中学から親元を離れ、高知の強豪、明徳義塾の門を叩いた。6年間、寮で生活。同校は勉学や野球に集中するため、規律を大切にすると聞いていた。同じ寮生活でも、現在と過去ではどのような違いがあるのか。記者が気になって尋ねたら「一番の違いはスマホがあるか、ないかですね。中高は禁止だったので。でもそのおかげで、コミュニケーション能力を身に付けられたので、僕としては良かったです」と笑顔で答えてくれた。当時の生活に不満を漏らすことはない。利便性だけを追求しないアナログな環境から得られるモノもある、と教わった。