ファイターズ
《ハム番24時》12月19日
千葉・鎌ケ谷の2軍施設で自主トレ中の田宮と雑談する機会に恵まれ、成田高校の先輩たちとの集まりがあった話になった。「プロ野球に携わっている人の会があるので。(自身の担当スカウトで日本ハムの)岩舘さんと僕と(ロッテ)唐川さんとDeNAでやっていた斎藤俊介さんと。トレーナーさんが2人。6人でやっています」
中でも同校のエースとして2度甲子園に出場した唐川は、田宮にとっても「スターっすね」。どんな会話をしたのか尋ねると「高校をよくしていくみたいな話とかをしましたね。僕が一番下。後輩が入ってきていないので。後輩が増えてくれることを祈って」。シーズン中、試合前練習では、後輩が同じ学校出身の先輩に挨拶しているシーンをよく見かける。そんな光景を勝手に思い浮かべていると、「高校の後輩はいないですけど、中学の時の後輩はいるので」と明かしてくれた。
中学時代に所属した佐倉シニアは、全国制覇の実績もある名門。「一応、挨拶してくれる後輩がいる。(DeNAの)度会とか。一番最初にマンチュウ(万波)のところ行くんですけど、横高(出身)なので。横高のほうが一緒にやっている時間が長い。佐倉は1(年生)、3(年生)はあまり(一緒に練習を)やらないので。マンチュウがまず先で、一応挨拶はしてくれます」。
他にも「あとは巨人ドラ1の石塚くん」。こちらも花咲徳栄出身ということもあり、「僕と野村がファームにいたときがあって、最初は野村に行ったと思います。そのとき(同シニアOBの)重信さんもいて、そこに石塚君もいたので挨拶してくれました」。6学年違いで一緒にプレーしていないが、きちんと頭を下げてくれたそう。挨拶はコミュニケーションの基本。何気ない会話から、意外なつながりを知ることができた。