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2025/11/28 20:10 NEW

【一問一答】杉浦稔大 パパが子どもたちに誓う来季の活躍「格好良い姿を覚えていられるように」

契約更改を終え、会見する杉浦=撮影・松本奈央

同郷のエース右腕に望むこと

 日本ハムの杉浦稔大投手(33)が28日、エスコンフィールド北海道で契約更改交渉を行い、1000万円減の年俸6000万円でサインした(金額は推定)。今季は開幕1軍スタートも、一発に泣かされる試合も多く、約4カ月の2軍調整も経験。来年こそ地元北海道に優勝の歓喜をもたらすべく、プロ13年目のシーズンへ向かう。会見での一問一答は以下の通り。

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―サインはしたか
「はい、しました」

―金額のアップダウンは
「まあダウンです」

―自身ではどのように受け止めたか
「今年の結果なので、当然だなという気持ちです」

―球団からはどんな話があったか
「来季優勝するために、しっかり戦力になってもらいたいという言葉をいただいたので、来季見返すという、そういう僕の気持ちと球団の気持ちと、そこは一致していました」

―杉浦から球団に伝えたことは
「特に大きなことはないですけど、この時期の、オフの環境というか、そういうところはちょっと話をしました」

―どんな内容か
「たいしたことではないですけど、この時期は裏方さんも(練習を)手伝いに来てくれているので、そこのご飯の手当とか。そういったところです」

―今季は開幕1軍スタートだったが、どんな1年だったか
「なかなか結果で波に乗れないシーズンだったかな、というのが率直な感想で。特に大きく何かボールが変わったとか、そういうわけではなかったなという気がするんですけど、大事なところで一発打たれるというシーンが多かったなと思うので。そこは少しの気の持ちようとか、意識のところで改善できるところだと思うので、来季やり返したいなと思っています」

―自身の中ではモヤモヤもあったか
「もちろん2軍にいる時期も長かったですし、1軍でチームの調子が良い中でも、そこで自分が戦力になれていないというもどかしさを、ずっと持っていたので。やはり1年間1軍にいないと、自分としても面白くないので、そこは来季1年間しっかりチームの戦力になれるようにというのは、今の時期から積み重ねていければと思っています」

―シーズン終盤で1軍復帰。CS(クライマックスシリーズ)でも登板した
「やはりあの時期のあの独特の緊張感とか、ファンの方々の高揚感とか、ああいった雰囲気というのは、あの場にいないと味わえないものだと思うので。今季、結局2位ということで悔しい思いをしたので、このエスコンフィールドでの優勝というところと、日本シリーズというところは、ぜひ味わいたいなという気持ちでいます」

―2月のキャンプまで、どんなことを重点的に取り組んでいくか
「まずは自分の体のベースアップ。年々成長というところを掲げているので、いくつになっても選手である以上は、常に向上心を持って、昨年の自分を超えるという気持ちでやっているので。この年になっても、球速はまだまだ上げられると思うので、もっと平均球速は上げていきたいなと思っています」

―自己最速が159キロ。それを超えるとなると大台到達となる
「159は、札幌ドームでの幻の159だったので(苦笑)。もちろん(160キロを)目指したいんですけど、ただどちらかというと平均球速というところにフォーカスを置いて。昨年がちょうど150、今年は150ちょっとあるぐらいなので、来年は151を目指したいな、という気持ちでやりたいと思います」

―チームには同学年の選手はおらず、球界全体でも少なくなってきている

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