ファイターズ
2025/11/25 18:00 NEW

【一問一答】吉田賢吾 移籍1年目は「ふがいないシーズン」 決意の新バット導入

会見で記者の質問に答える吉田=撮影・松本奈央

手応えと悔しさを味わったプロ3年目

  日本ハムの吉田賢吾捕手(24)が25日、球団と契約更改交渉を行い、350万円増の年俸1200万円でサインした。昨年12月に現役ドラフトでソフトバンクから加入し、プロ初アーチを含む4本塁打をマーク。プロ3年目で初めて捕手としてスタメン出場するなど経験を積んだが、7月中旬の2軍降格後は1軍昇格がなかった。会見の一問一答は以下の通り。

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―ファイターズで最初の契約更改。サインの方は
「しました」

―金額はアップ、ダウン?
「アップです」

―ご自身の想像とアップ額は
「金額はあまりあれですけど、自分としてはふがいないシーズンだったので、その中でもアップしていただいたことを感謝して、来年はもっといい成績を収められるようにやっていきたいです」

―球団からの評価は
「打つ方の評価はすごくしてもらいましたし、ここに来た時も自分で言ったように、打つ方で期待していただいているので。個人としては大学(4年間)からプロ野球(3年間)で今7年ですけど、一番良くないシーズンだったので。そこらへんは見つめ直して、来シーズン以降にぶつけたなと思います」

―プロ初本塁打を含む4本塁打。打撃面の成績を振り返って
「今、言ったのがすべてなんですけど、その中でチャンスをいただいて。また新しいポジションにチャレンジして、させていただいて。その中で100打席ちょっと。ホームラン4本出ましたけど、ホームランは前にも言ったことがあるんですけど、あまり興味がないというか。ホームランに対してのこだわりは多くはない。ホームランが出る力はなきゃいけないと思うので、手応えある部分もありつつ、やっぱ今は課題が…」

―現役ドラフトで移籍。シーズン序盤は1軍にも帯同していたが、球団への思いは
「やっぱりギリギリのところで、優勝も日本シリーズも行けずってところだったので。個人としても優勝争いの大事なところで1軍にいらなれなかった。ファームで1軍にいる時に少し(1軍の試合を)見たくない気持ちもありながら。ただやっぱり1軍レベルで常に野球の脳を動かしておかないと上がった時にギャップが出てしまう。少し嫌でしたけど、自分だったらこうしている、自分だったらこうなっていたんじゃないか、とか思うと、どうしても悔しかった。来年以降、自分がいることを想像しながら過ごしていました」

―2000年度生まれの同学年もチームに多い。彼らの存在は刺激になる

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