ファイターズ
《ハム番24時》11月24日
オフシーズンになると、増える食事会。人数が多ければ多いほど、日程や会場の調整を行う幹事の役目が重要になる。前日23日に行われた〝投手会〟では、河野が山本と共に取り仕切ったという。例年、1軍で投げたメンバーに限られていたが、今回は1年目を終えた選手や育成選手も参加。「めっちゃ大変でした。お店は去年使ったところで、休日を無理に開けて貸し切りにしてくれた。せっかくだったらルーキーも育成もみんな呼ぼうとなりました。ちょうどきょう(納会ゴルフ)があったからみんないて。日程を確認して、育成の子は未成年もいるから球団にも確認して」。無事に終え、ホッとした表情だった。
河野は50試合登板を果たして中継ぎに定着した2023年から3年間、〝投手会〟の幹事役を担ってきた。「来年は変わります。来年はやまーんと、きのう(締めの)一言のときに柳川が来年僕、幹事しますと言っていた。とりあえず僕はやまーんに任務を渡して、見習いに誰をつけるかやまーん次第ですね」。1学年下の右腕にバトンタッチするそうだ。
日本ハムは20代の選手が多い。記者が候補はたくさんいるのでは―と話を振ると、河野はニヤリと笑いながらこう答えた。「いっぱいいるけど、金村に大金を任せられますか? 若いやつでやるとしたら、僕とやまーんしかいない。金村は何でか知らないけど、僕やらせてください、やらせてください言うんですよ。アイツはダメ」。愛されキャラの右腕が立候補している姿が思い浮かんで、何だかほほえましい気持ちになった。