【一問一答】郡司裕也 開幕5番の山県に〝指導〟「僕を目指してくれているので、まだまだです。あ、しゃべりですよ?」
来季から背番号3番になる郡司=撮影・松本奈央
■ファン感謝イベント「F FES 2025 Supported By Fanatics」(11月22日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの郡司裕也捕手(27)が、新庄監督から来季開幕戦に「4番・三塁」で先発出場することを明言された。背番号「30」から「3」への変更も決定した。一問一答は以下の通り。
【ファイターズの最新記事はコチラ】
―背番号3にどんなイメージを付けていきたいか
「やっぱり僕は、どんどん新しいことに挑戦していく選手なので、いろんなところを守りますし、最初はサードですけど、キャッチャーを守ることもあると思うので、背番号3のキャッチャーってなかなかいないと思うので、そういうところも見せられればなと思います」
―これまでの野球人生で、背番号3を着けたことは
「3はないです」
―背番号3、開幕4番サード。すごいものを背負った
「きょう、背番号3だけ言われる予定だったんですけど、まさか4番まで言われると思わなかったです」
―4番サードで、背番号3といえば誰か
「誰になるのかなー。ファイターズだったらやっぱり、背番号3は賢介さんのイメージなので、そのイメージを続けられるようにという感じですね」
来季の開幕4番を告げられ、さいさつする郡司(中央)
―背番号3でサードの長嶋茂雄さんの賞ができる
「タイミング的に、狙うって言わないといけないタイミングだったので(笑)。もちろん、狙いたいですし、同級生の(伊藤)大海が、沢村賞を獲って開幕投手なので、一緒にチームを引っ張っていければなという感じです」
―プロ入り時から、背番号一桁でプレーする思いはあったか
「そうですね。かっこいいなとはずっと思っていましたし、憧れではありました」
―3番もそうだったか
「いや、僕はキャッチャーでプロ野球に入団したので、まさか3を着けることになるとは。どっちかというと、目指すものは27とかだったかなと思うんですけど、まさかこういう形になるとは、誰が想像できたでしょうかという感じですかね」
―来年も、キャッチャーもやりながらか
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
「そうですね、メインではないと思いますけど、キャッチャーもいくと思いますし、そしたら背番号3でキャッチャーをやる、新しいタイプになれるかなと思っています」

―開幕カードでいきなりソフトバンクと3連戦を戦う心境は
「いやもう、ちょうどいいというか、初戦にふさわしいカードじゃないかなと思います」
―今季も4番が多かった。指名されそうな勘は働かなかったか
「きょう、4番発表まではないかなと思っていたので、ちょっとびっくりしましたけど、別にやることは変わらないし、4番と言われたから、いきなりめちゃめちゃ打てるようになるかと言われたら、別に変わらないので。言われようが言われまいが、同じ準備をしていきたいと思います」
―早く言われた方が準備はしやすいか
「いや、正直、変わらないです」
―背番号変更の経緯は
「球団の方から、来季から背番号3を背負ってくれないかと言われて、もちろんですと言っただけです」
―言われた際の心境は
「いやー、今年始まる時ですかね、3と6、ファンの皆さんで決めてみたいなくだりがあったと思うんですけど、ちょっと3いきたいなと思っていたので、頑張って良かったなと思います」

―長嶋茂雄さんは、東京六大学の先輩でもある。どんな存在か
「ちょっと上すぎてあれなんですけど、でもプレー以上に印象に残る。もちろん記録もすさまじいですけど、それ以上に印象に残るタイプの選手だったと思うので、僕もそういう野球選手でありたいなと思いますし、記録でも記憶でも残るような選手になりたいなと思います」
―モイネロ限定だが、開幕5番には山県が入った
「あれは、ガタシュー、(指名された際に)自分でモイネロ専用って言わない方が良かったなと思います。せっかくあそこでしゃべれるんだったら、『モイネロじゃなくても5番でお願いします』って、僕だったら言うなと思いました。だから、まだまだでしたね。だいぶ成長してきていますけど、僕を目指してくれているので、あ、しゃべりですよ? 僕を目指してくれていると言っているので、そこはまだまだです。指導が足りなかったです。教育してきます」