2025自己採点~山崎福也の場合~「チームMVP…大海じゃ普通すぎますよね(笑)。彼を推します」
日本ハムの長い戦いが終わった。宿敵のソフトバンクと終盤まで優勝を争い、CSファイナルでも激闘を演じた。道新スポーツデジタルでは選手個々の成長や奮闘に焦点を当てた「2025自己採点~の場合」を不定期連載する。取材班が「俺が選ぶチームMVP」「お世話になった人、感謝したい人」などのテーマに沿って聞いた。


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「60点。先発で最後までしっかり回れなかったので。ただ、中継ぎに入ったことで、練習、取り組みを再確認できましたし、現に球速が少し上がっているので、その点は良かったです。今後、先発をやるとしてもプラスになると思います。球速はマックスもそうですし、アベレージも上げたいですね」

「交流戦のDeNAベイスターズとの試合ですかね。やっぱり投げて、打って勝てたので。オリックス時代には日本シリーズで打ったこともありますし、過去を含めると、記憶に残る試合はほかにもありますけど、上位に入るゲームだったと思います」

「トレーニングを含めて、投げるための体の使い方を意識してしっかり取り組みたい。自主トレのスケジュール、場所は例年通り。変える必要がないと思っていますが、柔軟性や可動域、走り方も重要なのでやることは多いです」

「よく球を受けてくれたブルペンキャッチャーの方たち。梶原さん、(渡辺)龍さん、植村さん。特に先発の残留練習の時は中山さんにたくさん受けてもらいました。僕らの球をよく見てくれていて、今こういう球でした、という受け答え、会話のキャッチボールができる。微妙な変化にも気付いてくれますし、素直に答えも教えてくれます。そういう点では本当に助かりました。もちろん、1、2軍のピッチングコーチ陣にもお世話になりました」

「…大海じゃ普通すぎますよね(笑)。大海だと普通すぎるので、(斎藤)友貴哉。友貴哉にしておきます! 最後のCS(クライマックスシリーズ)もそうですし、なんかすごかったですよね。いろんな意味で面白い(笑)。ピッチングもそうですけど、ヒーローインタビューも面白い。彼を推します。意外としっかり自分のやることを考えて取り組んでいる。そのへんは尊敬していますよ、すごいなと思って。聞くようにもしています。話したり、行動しているところを見ると、ちゃんとやっています。キャラクターも含めてのMVPです」