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7年に一度「善光寺御開帳」前回は707万人参拝
4月3日から6月29日まで行われる善光寺(長野市)の「善光寺御開帳」をPRする奉賛会メンバーらが12日、道新スポーツ本社を訪れた。
御開帳は数え年で7年に1度の盛儀。普段、御宝庫に安置されている前立本尊(まえだちほんぞん)を拝むことができ、本堂前には高さ約10メートルの回向柱(えこうばしら)が立てられる。前回の御開帳には全国各地から約707万人が参拝に訪れた。
待ちに待った盛儀だ。本来は昨年開催される予定だったが、コロナ禍で1年延期となった。今回は可能な限り、密を避けるため、期間をこれまでより1カ月延長、88日間の開催となる。また感染対策として、直接触れることができる回向柱に光触媒コーティングが施される。
善光寺の若麻績享則・寺務総長は「分散、安全、安心で参拝していただけます」と来場を呼び掛けた。