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2025/11/05 18:05 NEW

玄米うどん専門店「絵空事」札幌店で子ども食堂がスタート F清宮幸も食育を推進

玄米うどん専門店「絵空事」札幌店=撮影・十島功

11月28日まで 小中高生が対象

 日本ハムの清宮幸太郎内野手(26)の父・克幸さん(58)が共同運営する玄米うどん専門店「絵空事」札幌店が、3日から「子ども食堂」をスタートさせた。この1カ月間の月曜日から金曜日、午後3時から午後6時までの間、小中高生を対象に玄米うどんを提供。28日まで行われる。

 マネージャーの玉川雄太さん(25)は「小中高生の子たちが玄米うどん、グルテンフリーを知って、勉強とスポーツのライフパフォーマンスの向上を図ってもらえたら。そういうきっかけになれば、という思いで取り組んでいます」

絵空事の壁にある日本ハムの選手のサイン

 

グルテンフリーの効能 食後に眠気の心配なし

 運動前や仕事前にグルテンフリーの玄米うどんを取り入れることで、腹部の張りや疲労感が軽減され、パフォーマンスの向上が期待される。自身もグルテンフリーを実践する玉川さんは「血糖値が上がらずに仕事に取り組むことができています」。朝のすっきりとした目覚めや日中に眠気に襲われることもないという。

 清宮幸も一緒になって、食育を推し進める。「小中高生が早くからそういう食事法とかを知ることがベストだなということは(清宮)幸太郎とも話していました」。実際に玉川さんは学校などで講演会も行っており「なぜこういう活動をしているのか、僕自身の言葉で伝えたいというのもあったので、講演会の内容とかも幸太郎と二人三脚でいろいろ考えて進めています」

 子ども食堂はスタートから盛況だったという。「『普通のうどんと変わらない』という声も聞きました。小学生でおかわりする子とかもいて、お腹張らずにスルッと入っていくのが目に見えて分かるのが、すごく良いなと思います」

絵空事ニセコ店の玉川雄太マネージャー(左写真)「絵空事」の玄米うどん(右写真)

 

今後はお得なランチメニュー考案も

 6月3日のオープンから5カ月ほどが経過。「毎日見るお客さんの顔もあります」とリピートも増えているようだ。今後もお得なランチメニューを考案するなどして、足の運びやすい店作りを目指す一方で、さまざまな場所での店舗展開も頭に描いている。

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 「僕自身もいろいろ発信していく中で『影響を受けました』という方もありがたいことに増えてきました。食育の場面で子どもたちに活躍してもらえたらいいなと思ってます」。玄米うどんをきっかけに、子どもたちの未来を明るくする。


■絵空事札幌店

◆住所
北海道札幌市中央区北1条西8丁目2-9

◆営業時間
ランチ   11:30~15:00(ランチ分麺がなくなり次第終了)
子ども食堂 15:00~18:00
ディナー  18:00~20:00
※土日祝はランチ営業のみ

◆定休日
不定休

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