《山形戦前日》いかにボールを運んでDFラインにアタックできるか《柴田Talk》

■10月3日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
練習後、取材に応じた柴田慎吾監督(40)の一問一答は以下の通り。
―残り7試合でPO圏と勝ち点差7。勝ち点差に関して選手に伝えていることは
「いえ、差は伝えていないです。ただマックスで(勝ち点を)21取れる。自分たち次第で(合計)64まで行ける状況なので、そこに向けていつも通り一日、一試合を積み重ねていこうという話をしました」
―山形の印象は
「僕はプロライセンスの国内研修で1週間、山形にお世話になりました。クラブのカラーやスタイルは十分に理解しているつもりです。すごく攻撃的フットボールをしてくるチーム。お互いアグレッシブに良い試合ができればと思います」
―今季はアウェーで勝っている
「前回対戦とは向こうもうちも監督が違う。全く別のチームという形になっている。山形は当時と今でシステムも違う。1週間をかけて前節の反省プラス山形のことをしっかり分析して、どういう風にやっていこうかという準備ができました」
―仙台戦で得られた反省材料と教訓は
「多すぎますね。何よりもホームでアグレッシブに行けなかった。プレスが掛からない、ボールを運べない。自陣にいれば失点の確率は上がるし、ゴールの確率はゼロ。どうボールを運んで、どう(相手に)ボールを運ばせないかを今週は課題として取り組みました」
―チームの調子が上がっている中で仙台には完敗した
「仙台はものすごくアグレッシブだった。敵ながら、すごく上手かったなと。僕たちも学ぶべき事を学びながら、また自分たちのスタイルで成長して、勝ち点3を積み重ねて昇格に向けてやっていきたい」
―山形戦の勝敗の分かれ目は
「相手コート内でどれだけ攻守をできるか。いかにボールを運んでDFラインにアタックできるかというところ。あとはプレスのところで、いかにボールを運ばせないか。山形はしっかりボールをつないでくる、保持してくるチーム。当然、ロングボールもありますが、そこが1つのキーになると思っています」