ファイターズ
清宮幸太郎 痛恨の走塁ミス「焦ったかなというのはあります」 新庄監督は怒り心頭

■パ・リーグ23回戦 日本ハム1-3オリックス(9月6日、京セラドーム大阪)
あんなミスをしていたら…
日本ハムの清宮幸太郎内野手(26)が6日、京セラドームで行われたオリックス戦の六回に走塁の判断を誤り、好機をフイにした。試合終了の瞬間を見届け、球場から出てきた新庄剛志監督(53)は「あんな走塁ミスをしていたら、勝てるものも勝てない。あんな簡単な…」と怒気をはらんだ口調で指摘した。

積極的な姿勢が裏目に
同点の六回1死一、二塁。野村の当たりはライトへの大飛球になった。ハーフウェイで打球を注視した2走の清宮幸はわずかに帰塁のタイミングが遅れ、痛恨の併殺。ベンチに視線を送り、リクエストを願ったが、アウトと判断した指揮官は取り合わなかった。

次の1点が重要な局面だっただけに、悔やまれるプレー。試合後、清宮幸は「判断を誤った部分はあります。もうちょっと判断がゆっくりでも全然、ホームに帰れたと思うので、焦ったかなというのはあります」と反省した。貪欲な攻めの姿勢が空回り。1点の重み、1敗の重みを突きつけられる試合になった。
