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2025/08/22 23:20 NEW

清宮幸太郎 反撃ののろしを上げる適時打 緊迫する3連戦に「幸せっすよね」

三回2死一、二塁で適時打を放った清宮幸がベンチに向かって雄たけび上げる=撮影・宮永春希

■パ・リーグ20回戦 ソフトバンク3-4日本ハム(8月22日、エスコンフィールド北海道)

チームを勢い付けるタイムリー

 宿敵からのヒントを結果につなげた。日本ハムの清宮幸太郎内野手(26)が2点を追う三回に中前へ適時打を放ち、カード初戦の白星に貢献した。

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好相性にも慢心せず

 三回2死一、二塁。「得点圏だったので、変化球もすごく頭にありながら、ただ体は開かないように」。しっかりと意識付けして打席に入った。そしてカウント1-1から、ソフトバンクの先発・松本晴が投じた132キロのスライダーを中前にはじき返した。

 試合前まで相手左腕に対しては9打数5安打と好相性のデータもあったが「タイミングが合うなって感じはしますけど、プロ野球なんで、やったりやられたりっていうのがあると思うので、それに慢心せずに、ちゃんとやるべきこと、やっちゃいけないことを整理して打席に入れた」

三回2死一、二塁、中前に適時打を放つ清宮幸=撮影・小田岳史

 

やはり難敵 「気の抜けない打席とか守備」

 清宮幸の快打で1点を返すと、さらにレイエスの適時打で2点を加え、逆転に成功した。その後、追い付かれたが、七回に飛び出した万波の一発で勝ちきることができた。しかし、首位を走るソフトバンクも粘り強い。九回にも2死一、二塁と一打同点、長打が出れば逆転を許す場面をつくられた。

 清宮幸も相手の圧力を肌で感じ取っている。「やっぱり簡単には勝たせてくれないっていうのは感じましたし、そんな中でも勝たなきゃいけないので、本当、気の抜けない打席とか守備とかばっかりだなと思います」

〝近藤の教え〟に報いる適時打

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