コンサドーレ
パクミンギュが大切にする親友との絆 来日初得点を「うれしいと、喜んでくれました」

■8月28日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌は28日、札幌市内で第28節・大宮戦(30日、プレド)へ向けて全体練習を行った。前節の甲府戦で来日初ゴールを決めたDFパクミンギュ(30)は、今節も豊富な運動量を武器に攻守での躍動を誓った。
韓国時代2023年以来の得点に「気持ちよかったです」
右太もも裏の負傷からカムバックした男が、値千金の仕事をやってのけた。約2カ月ぶりのリーグ戦出場となった甲府戦では、1-0の前半30分に貴重な追加点をマーク。韓国でプレーしていた2023年以来となる得点に「気持ちよかったです」と、心の高ぶりを覚えた。
復帰戦にも関わらず、その後もピッチに立ち続けフル出場。新体制2試合目の柴田監督に初勝利を届けたゴールへの反響は想像以上に大きく、多くのサポーターや家族から祝福の言葉を贈られたという。
そんな得点と勝利の喜びを、分かち合いたい人がいた。戦列復帰を果たした試合後、パクミンギュは6月の特別ウインドーでクラブを離れた金健熙に連絡を入れた。「自分から『点を入れたよ』って伝えました。ゴニも『うれしい、おめでとう』と喜んでくれました」。中学生の頃から付き合いのある親友との関係性は、今も変わらない。海を隔ててもつながる絆が、背番号3の活力となっている。